2013年5月2日東急東横線施設調査(7) 日吉・綱島・菊名編
2013年5月2日に東急東横線の施設調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
ラストその(7)として日吉・綱島・菊名の状況です!!
日吉駅については、終点方に2両分のホーム延伸が行われましたが、今後相鉄線直通に係る改良工事が行われ、その範囲がホーム部分にも及ぶためか、仮設構造での整備となりました。
ホームおよび壁がパネルの仕上げとなっており、照明はしっかり整備されていますが、工事期間中のような佇まいです。
当面このままなのか、今後遠くない時期に工事絡みで姿を変えていくのかは興味深いところです。
綱島駅は起点方に2両分のホーム延伸を行うとともに、延伸部を除いた範囲に上家を整備する改良を行ってきました。
写真-2が上家改修範囲の全景で、既存部とは異なり幕屋根を用いて明るい印象です。
壁面のパネルが仮設っぽい雰囲気がしないでもないですが、一応完成という事になるのかな。
ホーム面の状況を見ると、手を入れそうな雰囲気があります(機能的には問題ないのですけど)。
ホーム延伸部の状況です。
上家は前述の通り整備されず、側壁は半透明のパネルを用いて仕上げがなされています。
照明が側壁の上部に設置されていますね!!
菊名駅は起点方にホーム延伸がなされています。
ホーム幅が広くないものの特急停車駅かつ緩急接続駅として上家を整備したかったのか、構造を工夫して整備された印象です。
具体的にはホーム上の上家柱を最小限にするため、屋根の上部にビームを配して、上家を上から支える構造にしているのが確認できます。
延伸部を詳しく見てみましょう。
前述の通りホーム上の柱を少なくしていることから、既存ホームとの境目に1本、ホーム端部に1本あって、これが両端の柱となり、延伸ホーム部分だけ見ると、警告タイルが本線側・副本線側に配置できる限界のところに1箇所柱があるだけです。
なかなか凄い構造で土木屋的に感動しました(笑)。
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以上で東急東横線の優等停車駅ホーム10両化施設調査を終わりとします!!