2013年6月27日

東武東上線のS57日中時ダイヤを作成してみる!!

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 昨日に引き続き、東武時刻表(1982:S57)をゲットすることが出来ましたので、東武東上線の日中時ダイヤ(下り)を作成してみることにしました。

 10分サイクルに優等1本、普通2本が設定されるパターンは現行ダイヤより本数が多く、興味深い形になっています。

 以下、ダイヤとコメントです。

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図:東武東上線日中時ダイヤ下り(1982年)

 <全体概要>

 池袋口でみると、20分サイクルに急行1本、準急1本、普通4本が設定されており、一時間あたり計18本の運転です。

 厳密には急行が小川町行と森林公園行の交互運転のため40分サイクルという事になるでしょうか。

 準急は川越市行、普通は川越市行1本、志木行1本、成増行2本となるのが基本で、午後時間帯は成増行1本が志木に延長されます。

 遠距離に行けば行くほど本数が減っていく漸減ダイヤになっていますね。

 <ダイヤパターンについて>

 池袋~成増間は優等が10分等間隔に設定され、中板橋もしくは上板橋で優等を待避する普通が各1本設定される分かりやすいパターンです。

 この時代は地下鉄有楽町線が池袋までしか開業しておらず、和光市が一中間駅で成増が緩急接続駅として機能している形ですね。

 成増、志木、川越市が緩急接続もしくは片接続駅となっており、ダイヤパターンは分かりやすいと言えます。

 志木~川越市間で追越しが出来ないという事もありますが、急行スジが寝ないように工夫している形になっていて好感触です!!