2013年6月29日相鉄線西谷駅付近工事調査(1)
2013年6月29日に相鉄線西谷駅付近の工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として終点方の引上線構築状況です!!
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鶴ヶ峰駅から徒歩で西谷駅を目指しつつのチェックでしたが、炎天下でバテてしまいポイントポイントの確認になってしまいました(苦笑)。
すみません・・・
西谷駅の引上線を構築するにあたり、配線上引上線を現在の上下線の位置に設ける形となるため、現在の上下線の外側に新たに上下線を構築して、移設してから引上線を整備する流れとなります。
引上線は用途上レベルにする必要があり、鶴ヶ峰に向かって上り勾配を進んでいく本線とは線形が異なり、単純に2線幅を4線幅の構造にするという訳ではないところがミソでしょうか。
鶴ヶ峰から西谷に向かって下り勾配の曲線を進み、周囲の地形が下がっていくあたりの状況ですが、すでに新しい上下本線を構築するために擁壁を構築しているのが確認できます。
擁壁の高さと既存線の高さを比較すると、やや高く整備する感じなのかな?といったところです。
帷子川を超える部分の状況です。
まずは下り線側ですが、川を桁で飛ばすための橋台が構築されているのが確認できます。
橋台受けの高さが既存桁よりも高くなっており、桁自体高く設置されることになりそうです。
既存の桁は交差道路のトンネルみたいな構造が橋台構造を兼ねているような感じですが、新桁はこの構造を超えていくようですね。
上り線側も同様の状況です。
橋台の位置をみる限り、上下線ともスパンは同等になる模様です。
引上線は現行の桁を活用するでしょうね、施工が大変ですし。
帷子川を超えて西谷側に進むと、一転して周囲の地盤が高くなっており、その中間位置は現行線と同等程度の敷地が確保されている部分もあったりします。
他の施工の関係で搬入ヤードとして活用している感じでしょうか。
桁の施工など、前後いずれかの場所が活用するでしょうし、このあたりがポイントになろうかと思います。
さらに西谷方に進んでいくと上り線側の地盤が高くなっており、法面構造になっているのですが、この法面部分に上り本線を構築する必要があるため、その前段の工事が行われています。
背面を杭で抑えて擁壁構造を構築する感じでしょうかね?
こんな感じが引上線構築部分の現状であります!!
その(2)に続きます。