2013年8月 1日

JR武蔵小杉駅改良工事調査(1) 乗換通路編

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 JR武蔵小杉を利用した際、南武線川崎方面ホームから横須賀線方面に乗り換える連絡通路にエスカレーターとエレベーターが整備されている事に気付きました。

 確認すると7月末から使用開始したようです。

 また、連絡通路の幅を少しでも広げるため柵の位置を変更した旨の記載がありましたので、両事項について2回に分けて報告したいと思います。

 その(1)として乗換通路編です!!

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写真-1:南武線川崎方面ホームのESC、EV状況

 川崎方面ホームの川崎方から横須賀線方面へは、乗換開始時は階段しかありませんでした。

 その後通路設置スペースが確保でき、エレベーターおよびエスカレーターを増築の形で整備していたようです(すみません、全然気付いていませんでした)。

 配置的には階段は従来のまま残し、併設する形でエスカレーター(2人幅タイプ)を2基設置し、更に横付けする形でエレベーターが1基設置されているレイアウトです。

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写真-2:南武線乗換こ線橋階(川崎方面ホーム方)の状況

 手前の階段が従来からあった階段で、側壁を撤去して、エスカレーターとエレベーターへの通路を増設した形になっています。

 手前が階段ではありますが、利用者の流動を見ると若干遠回りでもエスカレーターを利用していますね。

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写真-3:南武線乗換こ線橋階(立川方面ホーム方)の状況

 一方、立川方面ホームの施設としては、エレベーターが増設されています。

 エレベーターは両ホーム対で整備するものであり、川崎方面ホームと合わせて整備された形になりますね(エスカレーターは設置済)。

 こちらも既設の施設に横付けする形で設置されています。

 移動円滑化経路としては当初設備の条件もあって、階段移動が最短ルートとなるレイアウトのため、誘導ブロックが通路をやや迂回しつつ横断する形になるのはやむを得ない感じでしょうね。

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写真-4:南武線立川方面ホームのEV状況

 立川方面ホーム階のエレベーター乗り場付近の状況です。

 川崎方面ホームと同様ですが、ホーム階と乗換こ線橋階のドアが反対側に設置されている貫通型タイプになっています。

 そのため、横須賀線方面から利用する場合、ぐるっとUターン利用する形になりますが仕方ないところでしょう。

 レイアウトや施設配置状況を考えると、これがベストなんだろうなとは思う所です。

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写真-5:1番線利用の案内掲示

 夕ラッシュ時は立川方面ホームが混んでいるため、北改札(南武線口)へは、川崎方面ホーム経由の利用が便利ですよという案内掲示です。

 実際に混んでいるようですし、今までは川崎方面ホームに階段しかなく、また決して広い階段ではないこともあって、迂回をお勧めできない状況だったのが、やっと解消されたという事になるのでしょうか。

 横須賀線利用者で北改札利用者がそこそこ居る事が伺え、興味深いところですね!!

 その(2)に続きます。