2013年8月27日

コースター評価:スチールドラゴン2000(ナガシマスパーランド)その1

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 2013年8月11日に三重県ナガシマスパーランドで乗車したスチールドラゴン2000について、2回に分けてコメントしたいと思います。

 その(1)として概要・乗り場・セカンドドロップまでです♪

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写真-1:入口全景

 スチールドラゴン2000の入口です。

 園内敷地では端部に位置していることもあり、コースター規模の割に地味な印象の入口ですが、かえって凄さを引き立てているような気もします。

 さて、ここでスチールドラゴン2000のスペックを確認!!

 ■最後部高さ97m(日本一)
 ■最大落差93.5m(日本一)
 ■走路全長2,479m(世界一)
 ■最高速度153km/h
 ■最大斜度68度

 名前からわかる通り営業開始は2000年で、登場当時は最後部高さ、最大落差、走路全長、最高速度が世界一でした。

 その後記録は国内外のコースターに抜かれてしまいましたが、純粋な巻き上げ方式のコースターとしては未だに世界一というところが誇らしいところです。

 これだけ見ると相当恐そうな感じがしますが、実際に乗ってみるとギリギリ我慢できる恐さに収まっており、きわめて爽快かつ興奮できるコースターであると考えています。

 オイラの中で国内コースターNo.1とするスチールドラゴン2000ですが、このたび新型車両が導入され(2013年3月~)、是非とも乗りたいと考えていた次第で、このチャンスはなんていうかテンションMAXでした(笑)♪♪

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写真-2:コースター乗り場全景

 コースター乗り場は開放的な三角屋根が印象的なデザインです。

 レールを2つのホームが挟む形のレイアウトで乗降ホームが別になっており、降車ホーム側に荷物置き場が配置されています。

 新型車両に変わった事もあってか、厳密に総ての手荷物が持ち込めなくなっており(以前の記憶無し)、ロッカーに預ける形です。

 そのため乗降は多少時間がかかる形になっており、2車両運行時はもう1列車が手前で乗り場入線待ちになっているのが常ですね。

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写真-3:新型車両状況

 従来の車両は6人乗り6両編成で1編成36人乗りでしたが、新型車両は4人乗り7両編成で1編成28人と多少処理人数が減りました。

 ホームに停車している状況を見てみると全長はそう変わっていないようなので、車両の構造の変化によるところなのかなという感じでしょうか(メーカーが変わったこともあるのかな?)。

 新型車両は見ての通り、車体の床に椅子だけ乗っかっている開放的なつくりで、前方から降ろすハーネスだけで固定するというシンプルな構造です。

 椅子の位置がやや高く、足が地面につかず踏ん張りがきかないところが何とも焦ります(苦笑)。

 仕方がないので脛の部分をハーネス下の足受けみたいなところに押し付けてみたりして♪♪

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写真-4:いざ出発!!

 ホームを出ると、若干の下り勾配となり、その勢いのまま90度旋回してリフトアップ・巻き上げとなります。

 外から見ても、乗車している人の顔から足先まで見えるのが素晴らしくもあり、恐くもあり(笑)。

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写真-5:リフトアップ・巻き上げ状況

 93.5mの高さまで登っていきます。

 巻き上げ速さは比較的早いように感じますが、とにかく距離が長いので緊張感を高めるには丁度いい塩梅でしょうか。

 そして特筆すべきなのは周囲の景色。

 ナガシマスパーランドは揖斐・長良川と木曽川に囲まれた、三角州の河口部に位置していて、周囲はいうなれば海と川なんですな。

 風を受ける感じ、視界を邪魔するものがない周囲の景色、遊園地を一望する感じは、何とも言えない興奮となります。

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写真-6:ファーストドロップ状況

 いよいよファーストドロップです。

 巻き上げ終わりから助走区間なくそのまま落下勾配へと進む形ですが、その勾配変化が頂部において緩やかに変化しており、スペックにある落下勾配68度の部分は中間に位置します。

 そのため、加速が増していく感覚と落下勾配が高まっていく感覚が良い感じに体に来ます。

 一般のコースターのファーストドロップとは一味も二味も異なり、通常のコースターでは越えられない浮遊感が得られる位置が、ちょうど最高勾配のあたりになっているためか、落っこちているのは落っこちているのですが、恐いというよりも爽快という感じですよね。

 このドロップ感はサンダードルフィンに近い感じがしますが、オイラは恐さという意味ではサンダードルフィンのほうが上のような気がします。

 ただ、トータルの乗り味はやはりスチールドラゴン2000かなぁとは思いますね♪♪

 ドロップから自然な線形でセカンドドロップへと向かう上りこう配となるところも、最高速度の部分かつ地上スレスレのロケーションが相まってなかなか刺激的!!

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写真-7:セカンドドロップ状況

 セカンドドロップも調べてみたら77mのドロップとなっていて、Fujiyamaのファーストドロップと同等の凄さであります。

 まぁファーストドロップの刺激のあとなので、体も慣れてきていて程よく落っこちいてるように思えるのは不思議なところ(笑)。

 やはりドロップ角度の設定が良いせいか、恐さよりも爽快感が得られる感じですね!!

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 後半部はその(2)に続きます。