コースター評価:スチールドラゴン2000(ナガシマスパーランド)その2
2013年8月11日に三重県ナガシマスパーランドで乗車したスチールドラゴン2000について、2回に分けてコメントしたいと思います。
その(2)として、セカンドドロップ以降です♪
写真-1:セカンドドロップから上りこう配へ
セカンドドロップから上りこう配となり、全般パート終了です。
ここまで一直線の線形というのも凄いですが、曲線が全くないため、ここからの曲線主体の中間パートの変化が楽しいというのもあるのかなぁ。
写真-2:サードドロップ状況
サードドロップは曲線旋回ぎみのドロップとなります。
この落下勾配も一般的なコースターで見ればファーストドロップ規模ですから、急に来た曲線線形という事もあり、なかなか刺激的です。
乗り心地は経年を考えるとなかなか良いほうかなぁと思いますが、線形上幾分振動はあります。
写真-3:8の字ループ前半パート
ここから8の字ループとなります。
線形を端的に表すと、8の字の半分をよっこいしょと持ち上げた感じです。
前半がこの持ち上げた側となり、サードドロップからの続きとなるため、勾配が厳しめの水平ループという形になりますでしょうか。
勾配変化とループによるGと、どういう線形かぱっと見分からない状況もあって、頭が混乱します(笑)。
ループといっても勾配があるので、ドロップ的要素もあるので、むしろこのあたりは恐さが大きいかもしれません。
写真-4:8の字ループ後半パート1
時計回りの前半パート後、向きを変えて反時計回りの水平ループとなります。
高さの変化は幾分小さくなっていますが、線形が水平ループそのもののバンクで、Gのかかり方が半端なくて良いですね♪♪
写真-5:8の字ループ後半パート2
後半パートは1回転半のループですが、2回転目ともなると、地上スレスレの旋回で速度も気持ち増しているような乗り心地です。
ここを過ぎると、若干緩やかな直線となり、ブレーキゾーンを介して終盤パートとなります。
写真-6:連続キャメルバックを進む
乗り場から大きく離れた中盤パートを経て、乗り場に戻るため、ファーストドロップ、セカンドドロップのすぐ脇を連続キャメルバックで戻っていきます。
直線線形で一定のリズムでキャメルバックを進むさまは、浮遊感たっぷりという事もあり連続攻撃にもうメロメロです(笑)。
ギミック的にトンネルがあったりして(夏場はモワッと暑いです)、ちょっとした驚きであります!!
写真-7:ブレーキゾーンを経て終了です!!
連続キャメルバックを過ぎるとブレーキゾーンを介して、終了となります。
先日書きました通り、2車両運行の場合、もう一方の車両の乗降があるためここでストップがかかります。
まぁこの休憩も興奮をかみしめるのには丁度良いのかもしれません!!
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<感想>
やはり国内最高峰のコースターだなぁというのが率直な感想です。
考え抜かれたコース設計から得られる爽快感は、数値のすごさ以上のものがあるのかなと。
新型車両に変わったことによる影響ですが、乗車した感じではそれほど変わらないのかなぁとは思いましたが、足ブラブラ状態による浮遊感アップは、以前よりも確実にあると思います。
体に来る負担も少なく、連続乗りしたくなる逸品ですね♪♪
評価は以前と変わらず以下の通りです。
◆落下的スリル:★★★★★(最高)
◆コース的スリル:★★★★☆(良好)
◆爽快感:★★★★★(最高)
◆総合満足度:★★★★★(超満足)
コース的な恐さという部分では上があるかなぁという事で、オイラの中では最高点ですね。
このコースターの爽快感と、那須ハイランドのビックバーンコースターのどうしようもない落下感(褒め言葉)は、一生の付き合いになりそうです(笑)。