2013年8月4日京急線工事調査(6) 雑色編
2013年8月4日に京急線の京急蒲田駅付近高架化工事の状況を確認してきましたので、複数回に分けて報告します。
その(6)として、雑色駅の状況です。
京急蒲田~雑色間の雑色寄りの区間はこんな感じでサラっと整理されている状況です。
改札口は下り線側(トップ写真)と上り線側の2箇所が維持された状態です。
梅屋敷は改札内コンコースが繋がった事で統合されましたが、雑色駅については統合されなさそうです。
コンコースが上り線側に位置しており、上り線側の改札は維持しておきたいレイアウトであることと、メインの改札口も切換えるほどの必要性が工事上無さそうな事がそう思う理由です。
コンコースルートが整理されれば変化するかもしれませんが・・・
雑色駅起点方の踏切があった所から駅側を見ると、改札口付近の上下線間通路が既存軌道の上部に乗っかっている状態で、ここだけ軌道が残っていて印象的です。
この部分の撤去があまり全体工程のクリティカルではないんだなぁといった感じでしょうか。
旧地上施設でいう所の上りホーム部位置に仮のコンコースが設けられ、終点方の昇降設備まで進む形が維持されています。
現在は仮囲いの奥、つまり下り線側の地上施設を撤去している状況で、大方完了しているような雰囲気です。
起点方はエスカレーターを設置する必要があるので、このスペースを活用して構築していくものと思われます。
エスカレーターを整備するためのスペースは十分あるので、今後一気に構築へと進むのかなぁといった所です。
エスカレーターが出来れば、コンコース階本設整備を進めていくものと思われます。
駅舎外観状況ですが、ホーム階の外装は完成しており、後は地上階部分といった状況です。
現在は仮施設もあるので、仮外装といった状況ですが、地上階の整備が進めば自ずとホーム階と連続した意匠となっていきましょう。
狭いスペースの工事は奥まったところから進めるのがセオリーですが、雑色に関してはそれがエスカレーター工事かな?という感じで、以降は駅改札側、反対側に逃げていく形で仕上げが行われるのかなぁといった感じ。
六郷土手方にもヤードスペースがあるので、そのあたりは順調に進みそうかな・・・
ここまで来るのが大変だった訳ですが、概ね完成形が見えてきた感じです。
その(7)に続きます!!