2013年9月11日京成押上線京成曳舟駅付近工事調査 その4
2013年9月11日京成押上線京成曳舟駅付近の工事状況を調査しましたので、報告します。
その(4)として、京成曳舟駅中央部の状況です!!
地上下り仮ホームの押上方改札口脇の踏切から外観を確認!!
地上ホームと高架ホームの位置関係が分かりやすいアングルですね。
地上仮上りホームと軌道はまだ残っている状況ですが、今後撤去がなされると思います。
高架橋は2層になっており、地上階、改札コンコース階、ホーム階という構成でして、改札コンコース階、ホーム階ともに高架橋が半分しか出来ていないので、下り線側には仮の壁が構築されているのが分かります。
高架化された上りホーム側施設の構造はこの案内掲示が分かりやすいですね。
改札コンコース階への階段は3箇所あり、2箇所ある改札口で区分して西口(押上方)と東口(八広方)という名称がつけられているようです(手書きで追記されていますね)。
東口の2つの階段の先が随分と離れているので(特に八広方の明治通りの通路が長い)、いずれも東口というのは少々わかり辛い気もしますが、改札口基準で捉えるという事ですかね。
改札内コンコースについては後日報告するとして、今回は2つの東口を端から端まで歩いてチェックです!!
写真-2の図面でいうところの中央部、東口の押上方階段状況です。
従来の押上方改札口があった隣接位置に設けられているため、利用は多いものと思います。
入口部分は広いものの、階段手前部分で階段側に向かって幅を絞っている形状です。
階段は仮設構造になっており、最終形ではないことが分かります。
位置的に合っていれば暫定的であっても本設で構築するところでしょうが、コンコース階の床面スラブが開口になっているところから見て、やはり仮設という事ですね。
階段幅は交互通行ができる程度という事で、以前の改札口規模からみるとこんなものかなといったところです。
写真-4の階段を上がった地点が上記写真-5の左奥になります(この写真は八広方から撮影)。
階段を上がってUターンする形で改札を入る形になります。
改札口付近は床面の状況で分かる通り、仮設の状況で右側の駅施設も暫定配置になっている模様です。
下り線側の高架橋が出来ていないので、仕方ないところですね。
とは言え、写真手前の部分から床の仕上げが本設になっており、範囲が暫定でも仕上げまでやれる範囲は本設仕上げのようですね。
よくよく見れば、左の壁面側の仕上げも可能な範囲は本設になっています。
写真-5の位置から180度回転して撮影した八広方の通路状況です。
左側の柱部分は本設仕上げで、柱間の壁面は仮設の仕上げになっています。
右側は外面側ですので、本設の仕上げですね。
誘導タイルが本設になっていることから、明治通り側の通路としてこの位置は本設ルートという事になろうかと思います(下り線側にももう1ルートできるのかな?)。
明治通り方面への連絡通路はコンコース階レベルの通路が整備される計画ですが、現時点では暫定通路として地上部に仮設通路を設けています。
そのため、八広方についても階段は仮設構造での整備となっています。
ぱっと見た感じ、手前部分に桁を架けて通路切換といった雰囲気ですね。
明治通りに続く仮設の通路状況です。
上部に軽微な屋根が設置されていますが、工事用の防護というよりは雨除けといったところでしょう。
通路は平坦ですが、明治通りに近づく、元改札口がある部分の手前でスロープになります。
その先は明日コメントです。
その(5)に続きます!!