2013年9月20日東急東横線自由が丘駅利用状況調査
2013年9月20日に東急東横線自由が丘駅における上下列車の利用状況調査を30分しましたので、報告します。
以下、コメントです!!
<上り方面:全体の利用状況>
上りについては武蔵小杉駅でも調査したので、まず両駅の比較です。
30分あたりの混雑ポイントで見ると、特急が武蔵小杉着段階で1,650p、自由が丘発段階で1,640pでほぼ横ばい、急行が武蔵小杉着段階で1,430p、自由が丘発段階で1,520pで約6%増、各駅停車が武蔵小杉着段階で1,140p、自由が丘発段階で1,490pで約30%増となっています。
自由が丘で緩急接続した結果の数値なので、優等が武蔵小杉より混むのかと思ったら、そうではなくむしろ各駅停車が混んでいる状況となりました。
これについて、先日の武蔵小杉編でも書きましたが、優等は緩急接続により渋谷以遠を目的としない中間区間利用も居て、武蔵小杉、自由が丘の乗降で乗るのと同じくらい下車もあるという事になるのでしょう。
各駅停車の利用が増えているのは、渋谷に近いこともあり、緩急接続で対面の優等の混み具合が分かっているので、ならば座って各駅停車で・・・という利用もあるのではないかと考えます(後述しますが、編成の混み具合から見ても)。
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<上り方面:編成中の混雑傾向>
編成中の混雑傾向を見てみると、最混雑の急行は編成全体が万遍なく混んでいて(立ち客少々程度)、10両編成の特急はやはり8両編成停止位置から外れている前後車両が幾分少なくなりますね。
各駅停車は優等と比較して明確に状況が異なり、渋谷方3両が空いていて後部車両5両の利用が多い状況です。
以前であれば渋谷寄り車両が混んでいましたので、やはり渋谷駅地下化により階段が近い後部車両にシフトしたという事なのでしょうね。
自由が丘の階段位置がホーム中央部から横浜方に位置している事を考えると、わざわざ渋谷方まで歩かなくなっただけとも言えるのかなと。
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<上り方面:その他>
菊名発の各駅停車が30分おきに設定されていますが、この列車があることによる他列車影響ですが、自由が丘発列車は総て渋谷まで先発先着ですから、前列車への影響は無く、やはり後の列車が幾分空く形になりますね。
急行が幾分空き、それ以上にこの急行と緩急接続している各駅停車が空いています。
前述の通り急行はほぼ立ち客少々で固定されるようなので、あぶれる分に差が出る感じ?
各駅停車の行先の違いも多少はあるかな?とは思ったものの、編成中の混雑傾向を見ると、副都心線直通かどうかはあまり影響はないようです。
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<下り方面:全体の利用状況>
下り方面は上り方面とは幾分状況が異なっていて、最たるところは各駅停車の利用率が高い事が挙げられます。
東横線区間は自由が丘まで先発先着なので、各駅停車も利用されるという事なのかなと。
自由が丘の緩急接続で利用が決まる上りと、副都心線内のダイヤと東横線内の前列車間隔(中目黒での日比谷線接続有り無し含む)で利用が決まる下りといったところでしょう。
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<下り方面:編成中の混雑傾向>
特急は全体的に利用率が高く、副都心線内急行という部分が効いている事が分かります。
そのうえで10両編成という事で、前後部、特に前部車両が空いています。
急行は前部4両の利用率が高く、後部の利用率が低くなっています。
東新宿で特急(副都心線内急行)の退避を受けることもあり、新宿三丁目といった後部集客駅の影響もないようですね。
各駅停車は急行と似た傾向で全体的に幾分利用が下がっていますが、先頭が急行と異なり空いているのは都立大学の階段位置の影響かなと思います。
また日比谷線からの乗り換えがあると中間付近が混む(日比谷線の先頭付近は5扉車で座席が少なく、日中時は真ん中よりが混む傾向があります)事から、日比谷線からの乗り換えは優等よりも各駅停車のほうが多いという面があるのかもしれません。
全体をまとめると、渋谷の構造で先頭側車両が混む傾向があるが、副都心線内の影響を強く受ける特急のみ幾分傾向が異なっているといったところですね!!
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<下り方面:その他>
菊名系統各駅停車が30分間隔に設定されていますが、渋谷において下り方面ホームで折り返すこともあり、上りとは異なり前後列車に影響を与えるようです。
渋谷の折り返しが2分とタイトな設定であるため、直前の急行が渋谷を発車する1分後に渋谷駅に到着するタイミングではありますが、急行は後部を除いて座れない状況なので、3分後発車なら各駅でも良いかという感じでシフトがあるのかなと。
後の各駅停車の減は単純に菊名系統が集客した分だけ減っているといった所ですね。
急行のあとに渋谷を出る各駅停車は副都心線からの直通であり、かつ前列車間隔が広がっているため、場合によっては急行よりも混む列車になっています。
そのため、菊名系統があるとこの混んだ各駅停車の混雑を緩和することができるため、その意味においては意外と大事な列車と言えそうです。
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自由が丘については以上です。