京急2013年10月26日ダイヤ一部変更について!!
忙しくてアンテナが低かったのですが、ネットでネタを仕入れていた際に京急のダイヤが変わる事を知りました。
一部変更との事ですが、調べたら直通先の京成、都営も合わせて変更するようです。
空港輸送に関しては、都営・京成他直通相手も含めて調整可能な点を修正するとともに、線内輸送に関しては京急単体の調整が可能という事で、前回改正後の状況を踏まえて修正といった印象です。
以下、変更点についてそれぞれ考えてみたいと思います。
<平日朝ラッシュ時の都営線からの直通列車の系統変更>
品川駅始発7:45の快特を都営線方面からの直通列車に変更する事になりました。
この列車の前後の空港方面の列車を見てみると、
【直通】品川7:18-エア急-国内線ターミナル7:41
【直通】品川7:27-エア急-国内線ターミナル7:52
【直通】品川7:35-快 特-国内線ターミナル7:55
[始発]品川7:37-エア急-国内線ターミナル8:02
[始発]品川7:45-快 特-国内線ターミナル8:05
【直通】品川7:52-エア急-国内線ターミナル8:17
[始発]品川7:59-快 特-国内線ターミナル8:20
【直通】品川8:03-エア急-国内線ターミナル8:29
【直通】品川8:13-エア急-国内線ターミナル8:39
【直通】品川8:23-エア急-国内線ターミナル8:46
となっており、エアポート急行が概ね10分間隔前後で走り、快特が3本挿入される形になっています。
今回品川始発を直通にする快特の前後は都営線方面からの空港行が15分空く時間帯になっており、この穴を解消しようというのが今回の狙いでしょう。
この15分穴に設定されている直通列車は神奈川新町行(神奈川新町で始発特急に接続)になっており、別項目でこの列車を品川駅始発に変更する記載があるため、都営線からの直通リソースを置き換えるという事なのでしょうね。
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<平日朝ラッシュ時の運行パターン変更>
ソースでは横浜駅において「特急→エアポート急行→普通」となっているのを「特急→普通→エアポート急行」に変更するとあります。
このパターンであるのは、横浜駅の9時台(一部パターンが異なっていますが)が相当しますね。
運行パターンの変更は神奈川新町~金沢文庫間とあるので、この他の区間はほぼ現行通りという事になるのでしょうか。
現行パターンでは、普通が生麦で特急、神奈川新町でエアポート急行を待避することにより、横浜において上記の列車順序になっており、その後南太田で特急とエアポート急行を、上大岡で特急を待避する形になっています。
接続を重視しているとも言えますが、今回の修正の狙いの一つとして「普通の待避削減」が挙げられているので、長時間退避になるのであれば、多少優等のスジを寝かせても待避を減らすという事なのかと思います。
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<平日夕ラッシュ時の運行パターン変更>
朝ラッシュ時と同様に横浜における列車順序の変更が行われるようです。
こちらは具体的な待避関係が記載されており、エアポート急行の待避駅を京急川崎、上大岡から神奈川新町(快特の通過待ち)、上大岡にに変更するようです。
この狙いは横浜駅における発車順序を「特急→快特→普通→エアポート急行」から「特急→普通→快特→エアポート急行」にすることにあるようで、配列から察するに特急と快特を続行ではなくしたいという事かと思います。
横浜駅については、ダイヤ改正直後に夕ラッシュ時の調査をしています。
<京急線横浜駅で夕ラッシュ時の利用状況を見る!! 2012年10月22日>
https://okiraku-goraku.com/2012/10/post-915.php
この調査の感想として、特急が最混雑ではあったものの、飛びぬけて高い訳でもなく、またエアポート急行、普通の利用率が低い訳でも無かったので、総じて良い印象ではありました。
しかし、この配列ゆえに普通が南太田でエアポート急行と特急の2本を待避しており、混雑面よりもその点をして是正したかったという感じなのかなぁという印象です。
とはいえ、エアポート急行がある程度集客するので、修正後のように特急の直前に設定されるとなれば特急の混雑緩和にもなりそうですし、混雑面での改善も期待できるとは思います。
あと、運用調整が出来たのか、京急久里浜行と三崎口行の変更が一部あるようですね。
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土休日ダイヤも朝時間帯に直通絡みの行先変更、平和島における普通の優等2本待避の解消(平和島と鮫洲に変更)といった修正がなされるようです。
詳しくはダイヤが明らかになったら、再度確認したいと思います!!