2013年11月27日東急東横線10両編成対応設備工事調査(1)
2013年11月27日に東急東横線10両編成対応設備の工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、元住吉駅と新丸子駅の状況です。
元住吉駅ですが、終点方に2両分の異常時対応設備を整備し、完成状態にありました。
あくまでホームではなく異常時対応設備であるためか、既存ホームとは仕切られています。
下りホームも同様の状況です。
異常時対応設備部分の柵から上に伸びている設備はどうやら照明のようで、一定ピッチに配置がされています。
当然のごとく駅名標等の設置はありません。
新丸子駅については起点方・終点方にそれぞれ約1両分程度の異常時対応設備を設置する形になっており、既に完成形になっています。
元住吉駅と同様に柵の上部に照明が設置されているのが確認できますね。
既存ホームとは柵で仕切られており、特に扉は設けられていない点が元住吉駅と異なる点ですが、違いについて考えてみると、元住吉は元々設備の点検向けと思われる扉があり、異常時対応設備の中間にも必要であろう扉があることが分かります。
すなわち、異常時対応設備そのものの機能としては、この新丸子の状態のほうがデフォルトであるのかなと考えます。
異常時にどのような運用をするのかは分かりませんが、ホームとしての機能をこれら設備に求めるはずもなく、ドアを開けても車内の利用客が転落しないための設備であればよく、既存ホームへの移動はあまり重視していないのかなと感じるところですね。
柵からホーム端部までは1人程度が通り抜けられる幅はありそうなので、移動もやろうと思えばやれるのとは思いますが。
下りホーム終点方も同様の状況です。
上りホーム起点方も同様の状況です。
下りホーム起点方も同様の状況です。
基本的に同様のスタンスで整備されているのが分かりますね。
いずれも東横線側に異常時対応設備を設置するため、電気系?設備が目黒線側に寄せて配置されているという事でしょうか。
支障移転は最小限という事かと思いますが、今後安全設備をホーム化する計画があるならば、この位置には移転させないかなぁとは感じますね。
この状況をして、あくまで異常時対応設備であって、ホーム延長ではないという事であると理解しました。
その(2)に続きます!!