赤散歩 その(1) 泉岳寺~鮫洲間
単身赴任期間中の健康増進施策(?)として、京浜急行の泉岳寺から三崎口まで散歩したいと思います。
無理せず何かしらの発見があれば良いなぁくらいのスタンスで行こうかなと。
ルールとしては、各駅の改札口に立ち寄ることのみとしました。
第1日目の本日は、結果泉岳寺~鮫洲間となりましたので、その状況を報告します!!
泉岳寺駅からスタートです。
京急の起点ではありますが、やはり都営浅草線の駅だなぁという印象ではあります。
都営浅草線の10月26日改正のポスターが黒板基調のデザインで、なかなか素敵でした。
エアポート快特3本増発が主たる内容なので、空港輸送アピールかと思いいや、どちらかと言うと沿線名所に対しての利便性向上というところを示したい、そんな印象を受けますね。
実際スカイツリーや浅草、東京タワーがあるわけで、空港から観光地へ!!というのを文字ではなくイラストにするところに意味合いがあるのかもしれません。
基本第一京浜を歩けば良いくらいの感覚で泉岳寺駅をスタートしました。
京急線が地下から高架に至る区間は、よくよく見ると京急系のビル等があることに気づきます。
ん~、街歩きの醍醐味ってこういう発見だよなぁと思いつつ、品川に到着。
ルールの改札写真を撮影して、さっさと次に進みます!!
八ツ山の踏切を超えたかったので、少々周り道をしつつ北品川駅に到着。
旧東海道とか趣があってなかなか良いですね。
港区と品川区の境界位置を確認しつつ、この駅が北品川駅である所以を再確認です!!
北品川~新馬場間から高架橋区間に進んでいきます。
ここからは土木屋探究コースといったところでしょうか(笑)。
北品川~新馬場間のアプローチは、メタルの高架橋構造ですが、複線構造になっており、2線分まとめて施工できた形跡があることから、切替口において複線分の仮線用地が確保できていたのかなと感じるところです。
ちょうど第一京浜側にそれらしき用地があり、幅員を見ても2線分ありそうな感じでした。
それでもなお柱が直上高架式のような位置にあるのは、地上線が従来位置にある時点で線路脇に基礎構築を行う等の仕掛けがあったのかなぁと思ったり・・・
京急らしさは昔からといったところかなぁ~?
新馬場駅の北口入口付近で幾分高架橋支柱の位置が広がる範囲を発見。
ここから終点方は一般的な直上高架方式の構造になっている事から、このあたりが仮線から従来地上線に戻る範囲と推測します。
新馬場駅の北口は従来の地上線部に入口階段・エスカレーターが設置されていますが、この形になるまでは相当な期間を要したのだろうなぁと最近の京急蒲田駅付近連立工事の状況を見て感じますね。
高架橋の柱等がある中レイアウトされた新馬場駅の北口改札口付近状況です。
工事状況を見ると、上下線の高架化タイミングがずれて、下りのみ新馬場駅という状況があったようですが、施設的にはどんな感じだったのか気になるところではあります。
新馬場駅の南口付近の状況です。
このあたりが旧南番場駅位置とのことで、確かに高架橋の柱位置が直上高架にしても広がっていて、ホームに配慮した位置だったことが伺えます。
ホームはこの雰囲気だとあまり広く無かったようですね。
改札口と道路の位置関係から高架下の通路を進む距離が長く、独特な雰囲気です。
新馬場から青物横丁方に進むと、高架橋構造がRCの3支柱形式になっている区間になります。
ここが高架化切替点であることが分かりますね。
新馬場付近と青物横丁から先の高架化のタイミングは異なるため、このポイントがあると。
下り線側に仮線を設けて1線ずつ高架化したため柱が3本あるのでしょう。
このアプローチ部分を抜けると、再び直上高架式の高架橋区間となります(写真-9)。
高架下は直上高架式のメリットたる「柱が端部にありスペースがある」ことを活かして、駐車場や駐輪場に活用されていますね。
高架橋観察に時間を取られ、やっとこさ青物横丁に到着。
もう少し頑張ることにします。
青物横丁は高架化時8両ホームで整備され、のちに12両化の延伸がなされていますが、構造的にはホームが延長できるような構造にしていたことが外観から伺えます。
そのあたりは上家がしっかり12両分整備されている事からも読み取れる感じかなぁ・・・
なかなか格好いい外観であります。
鮫洲駅に到着。
入口が高架橋ラインから外れているのは、直上高架式であるが故といったところでしょうか。
興味深い構造です。
時間的に今日はここまでとします。
概ね1時間~1時間半程度を目安に、少しずつ散歩していきたいと思います。
土木屋的に面白い発見が出来たら良いなあ~♪♪