2013年12月5日相鉄線天王町駅工事調査(1) ホーム編
2013年12月5日に相鉄線天王町駅の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)としてホームの状況です!!
案内掲示の通り、上りホームは9月22日初電、下りホームは9月29日初電より横浜方にホームが約2両分移設されました。
これは星川方を高架化するにあたり、アプローチ部分にかかるためホーム勾配を変更する必要があるからでしょう。
施工性を考えれば、横浜方にホームを仮移設できるならしたほうが・・・と以前現地を見て感じていたので、やはりそうなったかというのが率直な印象です。
個人的には仮じゃなくてもとは思っていたのですが、実際構築された仮ホームを見るとあまり幅員が取れていないようで、仮設というのも納得です。
停止位置としては8両編成は上下ともあまりいじらず、10両編成を横浜方にシフトさせる形になりましたが、仮ホームが狭いというのが理由かと思います。
元々の横浜方は高架橋区間ですが、多少スペースがあった事からそのスペースを駆使して、約2両分の仮ホームを構築しました。
ホーム幅は必要最低限というか、可能な限りで構築したような印象です。
壁面側は仮フェンスを並べており、仮設感たっぷりな状況ですね。
下りホーム同様の構造で上りホームも約2両分の仮設ホームが横浜方に設けられました。
ホーム幅員は幾分広くなっていますが、横浜駅の構造、輸送構造を踏まえてといったところでしょうが、条件的にここまで構築できたからというのが実態かなぁといった感じです。
後(明日)で下部構造を見てみましょう!!
仮ホームを使用開始して約3か月が経ち、従来ホーム部分は既に動きが出ています。
ホーム有効長範囲を仕切る仮柵が設置され、その奥はホーム部分での工事があるためか、線路側にも防護柵が設置されています。
まだホーム構造は残っている状況ですが、線路内では木製覆工が敷設され始めているなど、今後動きが出てくるものと思われます。
下りホームの階段付近には仮囲いが設置されています。
仮囲いにはホーム改修工事のためとありますが、この部分そのものの改修なのか、他部分のための目的かは不明です。
スペースがある部分とない部分が極端な印象なので、施設支障移転とか施工スペース確保のためでもこういう感じの事をしそうな雰囲気はあります(経験則で勝手な予想ですが・・・)。
いずれにしても下りホームに動きが出ていることは、高架化のステップを考えると当然かと思われ、今後が楽しみな状況になってきたのかなと思う次第です。
その(2)に続きます!!