2014年4月19日相鉄線工事調査(6) 西谷駅終点方編
2014年4月19日に相鉄線の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します!!
ラストその(6)として 西谷駅終点方の状況です。
以下、コメントです。
引上線を構築するため、西谷駅の終点方は4線分のスペースが必要になりますが、上り線側は駅付近に法面があったため杭による連続壁を構築していました。
すでに連続壁の構築は完了しており、線路側は連続壁の材料むき出し状態ですが、1線分のスペースが確保されています。
今後仕上げの流れになっていくものと思いますが、他の工事箇所の進捗に沿う部分もありそうで、しばらくこのままかもしれません。
下り線側は現在の線路レベルより周辺地盤が低い位置にあるため、盛土をする形になりますが、まだ特段動きは出ていません。
ただ奥のほうに重機械が見えることから、少しずつ準備はしているものと思います。
帷子川を超える部分は現在線を引上線に転用するため、新たに両外側に本線上下線の単線桁を架設する計画になっています。
すでに上り線側は桁が河川上に架設されており、降下を待つのみの状況になっています。
続いて下り線側も同様に施工がされていくものと思います。
帷子川を斜めに交差するため、スパンが長めの桁となっている状況ですが、架設方法としては前後のスペースを活用した送り出し工法が用いられました。
前述のとおり、既に上り線側の桁は手延べ桁により送り出しが完了しており、位置的には最終の箇所に収まっています。
今後正規の高さまで降下して施工完了となりますね!!
現在線の両外側に1線分ずつの盛土を構築している工事はかなり進み、完成状況がイメージできるまでになりました。
まだ工事中ではありますが、近いうちに土木工事は完了するものと思います。
引上線の頭端部付近の状況です。
線路の切換口となる範囲ですが、両側線路防護柵の外側の土木工事が進捗しているのが確認できますね。
今後が楽しみな状況になってきました!!
今回の調査報告は以上です。