2014年6月14日

2014年6月12日東急田園都市線渋谷駅利用状況調査

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 先日、東急田園都市線渋谷駅において、上下30分1サイクルずつ利用状況調査をしましたので、報告します。

 以下、調査データとコメントです!!

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図-1:下り方面データ

 下り方面については、ほぼ利用が均等な状況になっており、その中で傾向を見出すとすれば、無待避各駅停車が最混雑で、次いで急行、桜新町待避各駅停車の順になっていると言えますでしょうか。

 編成の中央部付近が混んでいたのは過去の話で、東横線との乗換口が後方に出来たこともあって編成全体のバランスも良くなっていることが分かります。

 ざっと見て現行の毎時12本という本数は大半が座れる状況にあると見て良いでしょう。

 また、ダイヤの組み方も以前とは少々変わっているようで、以前はどちらかと言うと渋谷において時間調整は少なめで、各駅停車の間隔が不等間隔でしたが、現行ダイヤは時刻表上の数字以上に調整が図られているようで、概ね7~8分間隔の設定になっていることが桜新町待避有無に関わらず各駅停車の利用均等化に繋がっているようです。

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図-2:上り方面データ

 上り方面についても概ね均等な利用ですが、その中で傾向を挙げるとすると最混雑は急行で、次いで無待避各駅停車、桜新町待避各駅停車という形になります。

 下りは最終目的地が各駅停車のみ停車の駅の人が、桜新町待避に遭遇した場合「どうせ乗る列車」と選択するのに対して、上りの場合はパターン上最終目的地が急行先着なら急行に乗り換える違いがあり、急行の利用が多いのは頷ける所です。

 それでもなお桜新町待避の各駅停車もそれなりの利用なので、バランスとしては良い状況と言えるのかなと思います。

 以上です!!