2014年6月30日東武竹ノ塚駅工事調査(1) 起点方編
2014年6月30日に東武竹ノ塚駅の高架化工事調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として、起点方の状況です!!
以下、コメントです。
上り急行線を外側にシフトさせる切換を行うにあたり、側道の歩道部分を縮小する準備を行っていました。
そして歩道部分を鉄道敷地に置き換えてスペースを確保し、上り急行線の切換が実施されました。
この写真-1が起点方端部付近の状況で、仮フェンスを斜めに設置して側道側に拡幅しているのが分かりますね。
切換口は簡易なフェンスでしたが、切換区間自体の側道側はパネルフェンスで覆われています。
一部搬入ゲートが設けられるなど、今後の工事を踏まえた構造になっているものと思います。
竹ノ塚駅寄りの終点方切換口付近ですが、起点方と同様のフェンス仕上げに加えて搬入ゲートが設けられていました。
歩車道境界にはポールが設置されており、安全対策も取られているようです。
竹ノ塚駅より起点方に配置されているこ線歩道橋ですが、一部分が仮柵になっています。
沿道掲示で既設歩道橋の改修とありますので、高架橋構築範囲を考えると、階段部分の移設等が必要になりそうで、そのための仮柵設置なのかなぁと位置的には考えるところです。
仮の電架柱が線路際に設置されることで盛り替えにより、ヤードスペースが確保されている状況です。
まだ高架橋の構築の動きはありませんが、今後出てくるものと思います。
終点方もヤード確保状況は同様で、こちらは下り急行線の高架橋構築が進んでいる状況です。
高架橋の位置は現行の軌道位置からすると相当離れており、この位置が今後の切換ステップを繰り返していくための要件であることが伺える感じで、下り急行線の高架橋のみ離れている計画の肝といったところでしょうか。
現在は高架橋の柱構築の状況です。
ヤード確保や搬入条件、支障施設の撤去移設などを踏まえて、早く施工できるところから施工しているような状況ですので、このあたりは早い段階で高架橋が構築されていくのではないかと思います。
今後が楽しみですね!!
その(2)に続きます。