2014年8月24日東武曳舟駅施設調査
2014年8月24日に東武曳舟駅の施設状況調査をしましたので、報告します。
目的を持って調査した訳ではなく、通った際に起点方の配線が変わっているような気がして下車して確認した次第です。
曳舟駅では押上方面の異常時対応に向けた折り返し運転可能な改良を実施することが事業計画で示されていた訳ですが、起点方の上下線間の渡りを設置するために、元々あった起点方の渡りを減らすなど、運転に大きく影響を与える形になっています。
そのあたり、確認してみましょう!!
曳舟駅の起点方ですが、元々は上下線ともシーサスがあり、浅草・押上方面いずれからも曳舟駅の各番線(上下線別に)に入線することが出来る配線でした。
起点方に勾配変更点、終点(駅)方に道路交差部の橋梁があり、分岐を設置できる範囲が限られていたこともあり、シーサス以外の分岐は無く、押上方面については折り返しが出来ない構造となっており、その点が異常時対応の面で課題になっていたところであります。
そこで今回配線変更がなされた訳ですが、結果として、押上方面となる内側2線の間に片渡り、上り方面の内側線から浅草に向かうための片渡りの計2つの分岐がある形となりました。
これによって、下りについては外側1番線は浅草発、内側2番線は押上発列車使用に限られ、上りについても押上方面列車は内側3番線使用に限られてしまいますが、ダイヤパターン上この設備で今後も含めてOKという事なのかと思います。
浅草方面系統同士の追い越しは不可となっていますが、鐘ヶ淵駅もありますし、基本パターンは大きく変わらないということになるのでしょうか?
上りホームは片渡りが維持されているので、内側3番線から浅草方面に向かうことが可能ですが、使用している列車があるのか確認してみることにしました。
平日ダイヤでは、9:30の区間急行が3番線使用の浅草行です。
土休日ダイヤでは、9:30の区間急行と10:09の区間急行2本が3番線使用でした。
この数本だけのためという事は無いと思いますが、いわゆる朝ラッシュ時とかその付近での追い越し処理等のために渡りを維持した感じかと思います。
以上です!!