2014年9月 6日

2014年8月31日相鉄線横浜駅利用状況調査

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 2014年8月31日に相鉄線横浜駅で急行と各駅停車2本で10分サイクルを組む夕方時間帯の利用状況調査をしましたので、報告します。

 同様のサイクルを組む夜間帯を含めて手堅いとされる急行・各駅停車10分サイクルパターンについてコメントをしたいと思います!!

 以下、コメントです。

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図-1:8月31日調査(夕方時間帯10分サイクル利用状況)

 急行の2分後に各駅停車が出発するパターンで、二俣川で緩急接続する形です。

 んで、全体の利用状況を見ると、急行は10両編成万遍なく座席が埋まり立ち客少々といったところで、階段に近い5、9、10両目は立ち客が少々多い程度です。

 一方各駅停車は階段付近は急行と同程度であるものの、その他は幾分少なく座席が埋まる程度で、前方2両は空席が目立っています。

 急行ホームを見ていると、座席が埋まっている状況では次列車を待つ人が大半で、座って帰ろうとする流れが主であり、いずれにしても1本待つのがデフォルトという感じであります。

 一方、各駅停車の場合はホームに待ち客は生じておらず1本待たずに大体は座れるため、二俣川以遠利用、特にいずみ野線利用者は最初から各駅停車という流れもありそうです(急行を待っても1本後なので二俣川で結局同じ列車になる)。

 よって、本来の急行と各駅停車の需要を考えるともう少し急行が混みそうですが、速達性より着席指向により急行:各駅停車が56:44という比率になっているものと考えます。

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図-2:4月24日調査(平日夜間時間帯10分サイクル利用状況)

 続いて比較対象として平日夜間の10分サイクル時間帯である22時台の状況についてコメントしたいと思います。

 グラフを確認して分かるとおり、上記時間帯より利用が多くなっており、急行の特に階段に近い車両の混雑率が高くなっていることが分かります。

 各駅停車の利用状況が上記の急行程度になっており、各駅停車も1本待って狙わないと座れないような状況になっていることから、上記時間帯においては急行の代替手段になっている各駅停車が選択されず、急行に立ってでも乗るという流れになっていることが分かります。

 こうした立ってでも乗る人は座ることを意識していないため、階段付近の車両に集中していることが分かりますね。

 いずみ野線利用者は最初から各駅停車を利用する流れは一定数あるものと思われ、この時間帯においても急行:各駅停車が59:41の比率になっており、手堅いパターンだなぁと改めて感じるところです。

 10両編成で運行するという前提条件が付きますが、比較的利用が少ないとされる時間帯はこのパターンを採用するのも頷けるかなと思えた2調査の結果でした!!