2014年9月17日相鉄線改良工事調査(2) 星川駅編
2014年9月17日に相鉄線の改良工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(2)として星川駅の施設状況確認です。
以下、コメントです!!
先行して仕上げ工事が行われており、前回調査でもこの状況でしたが改めて。
出来る範囲の施工はしているようなので、今後も動きは無さそうですね。
続いて起点方ですが、終点方と同様の仕上げがなされているのが確認できます。
こちらもホーム階部分については同様の範囲の仕上げがなされていますが、地上階の状況を見ると仮設フェンスがフラットパネル範囲とB型フェンス範囲があり、取り外しが簡単なB型フェンス範囲が高架ホームへの昇降設備設置範囲に沿っていることを考えると、今後の施工を踏まえているのかなぁと思ったりです。
新しい星川駅のホームですが、現在の仮橋上駅舎部分から見て起点方に階段、エレベーター、エスカレーターが配置される形になるようです。
最終配置的には中層階に配置される改札口を起点方に向かって進んで各昇降設備に向かう形でしょうか。
そのため、高架ホーム階にはエレベーターの外装部分や階段部分の高欄等出来る仕上げはしている模様ですが、下が現在の仮下りホームのため昇降設備の構築が出来ず、あくまでホーム階のみの仕上げとなっています。
一方、現在の仮橋上駅舎・通路部分に目を向けると、現在設置されている仮地上ホーム~橋上通路間のエレベーター部分が高架ホーム階まで延長されているのが確認出来ます。
いわゆる仮エレベーターという事になり、この整備状況から、下りホーム高架化段階では仮エレベーターが使用され、現行の仮橋上駅舎・通路がアクセスルートとして活用されるだろう事と、本設エレベーターは下りホーム高架化段階では使用開始されない事が伺えます。
仮下りホームから昇降設備が設置される部分を見ると、開口が開いたままになっているのが確認できます。
最終的な構造構築は中層階の梁等が設置されてからになりましょうから、上り高架ホーム構築・上り線高架化まで上り線がこの範囲を使用することを考えると、まだまだ先の構築となりそうです。
それまで仮設施設で乗り切ると思いますが、その形状がどのようになるのかが個人的な考察ポイントになっています。
エレベーター開口はこのような感じで塞がれています。
やはり当面施工がされないという事になりますでしようか。
工事ステップが沿道に掲示されていた時の断面図を示します。
下り線の高架段階では直下の仮下り地上ホームは使用停止となりますが、暫くすると上り線を仮下りホームに切換える形となります。
下り線高架化切換段階で、現在の橋上通路から下りホームにアクセスできる仮通路および仮階段さえ構築すれば、トップ写真で分かるとおり、高架ホームと地上施設の間のスペースに通路が構築できますから、そうした施設が設置されるだろうことが予想されます。
どんな感じになるか楽しみですね!!