2014年9月8日小田急線世田谷代田駅工事調査
2014年9月8日に小田急線世田谷代田駅の工事状況調査をしましたので、報告します。
今回の確認ポイントとしては、本設のエスカレーターが使用開始されたという事です。
地下化切換段階では地上施設の位置関係上昇降設備が本設位置に設けられず、上りのみ仮設エスカレーターが使用できるのみという事で、下りは100段以上の階段を利用するしかありませんでした。
この状態が解消されたという事で、大変喜ばしいところではないかと思います。
以下、コメントです。
現行の改札・コンコース階が将来の緩行線ホーム階になり、現行の地上階からエスカレーター、エレベーター、階段で移動する形が最終形です。
イメージで分かるとおり、エレベーターとエスカレーター、階段のホーム階の到着位置が概ね同じ位置になるような配置のため、地上階のコンコースがやや細長い敷地になりそうです。
今回本設のエスカレーターが整備された事になり、エレベーターが既に完成している事から、残るは階段の整備となります。
が、階段設置位置が現行の仮改札口付近となることから、階段整備は改札口の移動後になるものと思います。
となると、今後は地上階の駅舎整備に進んでいくのかなぁといった状況が現状です!!
現在の状況はこんな感じでする
地上階の西口、南口2方向からの通路合流点から、エスカレーター、エレベーター、階段に進む形で3分しています。
駅舎構築範囲から幾分山側に外した位置になっており、エスカレーターやエレベーターへの通路形状も駅舎構築工事を踏まえているようですね。
写真-2の案内図の「現在地」が示す位置から昇降設備方を望んだアングルです。
見えている階段が従来からあった仮階段で、その左側にエレベーターに向かう通路、右側にエスカレーターに向かう通路が配置されています。
周囲が仮フェンスで覆われており、上部も仮屋根が配置されているため、一応室内に準じた形にはなっています。
エスカレーターへの通路はさして広くないのですが、この付近は多少広さがあります。
通路は今後の工事進捗で多少幅やルートが変わったりするのでしょうか?
地上部分は前述の通り仮設状況ですが、地上階以下の部分は外壁等本設仕様で整備されているようです。
高低差があり、結構長めの距離ですね。
使用開始したエスカレーターですが、上下で2基横並びで配置していますが、構造上の都合か多少離れた位置に配置されており、コンコース階だと中央に壁が配置されて独特の雰囲気となっています。
右側のシャッターが閉まっている部分が過去使用していた仮上りエスカレーターでして、今後撤去の流れになるものと思います。
以上です!!