図：日中時下りダイヤグラム(1995年4月1日改正)

　快速特急のスジを立てるため、快速特急のスジを最優先させてダイヤを組んでいる印象です。

　その結果、特急が横浜～上大岡間で多少徐行していたり、普通の運転間隔が5、15分間隔程度までバラついている事も許容していたりと、明確なスタンスを持たせているパターンです。

　利用の多い区間においては特定列車に集中しないようなパターンにしている事で、前述の部分は問題ないと捉えているのが京急的な考え方なのかなと思うところです。

　この後のダイヤ改正では幾分尖がっていた本ダイヤパターンに補正をかける形になっており、やはり色々とハレーションはあったのかなとは感じますが、京急的ダイヤとして強く印象が残るダイヤだったなと考えています!!