2014年9月28日東武アーバンパークライン工事調査(2) 岩槻詳細編
2014年9月28日に東武アーバンパークラインの工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(2)として岩槻駅改良工事の詳細部分についてコメントします。
上りホームの仮囲いより外側に通路が構築されています。
これは上りホーム上に仮囲いを設けたため、特に混雑しがちな起点方部分に対してホーム端部の幅だけでは狭いため、迂回路という形になるかと思います。
この通路が構築できたのも既存施設撤去が完了したという事を受けているのでしょう。
通路はそれほど広く無いですが、対面通行できる形になっており、仮囲いと仮囲いの間にはホーム端部側に通りぬけできるようにしています。
上りホーム上には複数の仮囲いが構築されていますが、仮囲い内の施設構築で動きが出ているのはエレベーター部分のようです。
現在フレーム材の構築が確認できますので、いずれ機械本体施工と進んでいきましょう。
下りホームの起点方仮囲いは階段とエスカレーターが設置される計画ですが、既にささら桁材等が設置されており、構築は着々と進んでいるようです。
下りホームの終点方の仮囲いは階段が設置される計画ですが、こちらも起点方と同様の進捗になっています。
中央部では上りホーム同様にエレベーターの施工も進められているようですね。
ここで岩槻駅の改良計画の再確認ですが、図で示す水色部分が駅舎部分になっており、既に人工地盤が構築されている範囲に一致します。
さいたま市の今後の計画を見ると、H26年12月にエレベーター2基完成に伴うバリアフリー化、H27年度末に橋上駅舎及び東西自由通路の供用開始・西口開設、H28年秋頃に観光案内所及び東口北側昇降口の供用開始という3段階になっています。
よって、一番急ぐのが上下ホームのエレベーターおよびエレベーター間の通路になり、その構築を優先しつつ同時整備できる部分を施工しているのが現状かと思います。
上りホームの階段を構築すれば、橋上駅舎側の通路をホーム間移動経路として使用開始できるので、その部分も急ぐ必要があるかとは思いますが、上りホーム側が狭隘で、エレベーター構築を優先している雰囲気なので、その後の動きになるのかなぁといった感じです。
あくまで現時点の進捗なので、この後一気に整備してエレベーターの使用開始と階段切換というセンもあるのかなといったところ。
また機会があったら確認したいと思います!!