2014年10月 8日

コースター評価:メガコースター 四次元(浜名湖パルパル)その2

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 この夏に浜名湖パルパルの「メガコースター 四次元」に乗ることが出来ましたので感想・評価コメントをしておきたいと思います。

 その2として後半パートのコメントです!!

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写真-1:平面ターン状況

 衝撃的なツイストダイブのドロップの勢いそのまま地面すれすれの部分を平坦的に進んでいき、平面ターンとなります。

 バンク角度がきつく旋回半径もそれほど大きくないため、やはりGが強めな旋回です。

 富士急のFujiyamaに似た部分がありますが、それの逆向き旋回のようです。

 が、直前のツイストダイブの印象が強すぎて、この部分を考える余裕はあんまり無い感じともいえるのはご愛嬌(笑)。

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写真-2:上り旋回からハートラインロールに突入

 平面ターン後は上り勾配になり左旋回してメインコンテンツであるハートラインロールに突入します。

 旋回から突入するため、ハートラインロールの印象的なレール周囲がリングに覆われた区間が直前まで視界に入らないところが実に刺激的!!

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写真-3:ハートラインロール前半部

 ハートラインロールはご覧の通り、レール周囲にリングが設置されており、ピンク色のリングと水色のレール、支持部材のコントラストが絶妙です。

 ワープ空間を突き抜けていく感じで、ハートラインロールの旋回の印象をぐっと強めている感じでしょうか。

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写真-4:ハートラインロール螺旋旋回状況

 ハートラインロールという名称が、自分の心臓を中心として旋回するという意味のようで、確かにそんな感じですね。

 こういう螺旋旋回を5両編成のコースター車両が突き抜けていく感じは本当に珍しいというか、なかなかない体験ゾーンかと思います。

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写真-5:ハートラインロール後半部

 体感的な事を書くと、それほど怖さはありません。

 おそらくリングが周囲の景色や地形を視覚的に隠す効果をもたらしていて、逆さまかどうかは何となく分かるものの、すこしぼやかす感じなのかなぁというのが個人的な印象です。

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写真-6:ダブルスパイラル前半部

 ハートラインロールを抜けると、すぐさまダブルスパイラルに突入します。

 下り勾配の360度旋回を2周という構成で、最後の最後に中々ヘビーなGがかかる印象です。

 一週目はまでそれほどでもないかなぁ・・・という感じ。

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写真-7:ダブルスパイラル後半部

 後半2周目ともなるとGの連続にメロメロです。

 旋回線形が一定でバンク角度も適切なのでその点は爽快なのは幸いなところでしょうか。

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写真-8:フィニッシュ!!

 ダブルスパイラルを抜けるとやや上り勾配を進んでブレーキゾーンとなります。

 いやぁ、最高でした!!

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 久しぶりに良いコースターに乗れたなぁというのが率直な感想です。

 決して広くないスペースに魅力的なコンテンツ・ギミックを万遍なく配置し、工夫されたレイアウトにすることで激しさはあっても変な挙動も無く、純粋に怖さ・面白さを体験できるのは優れたコースターであるからなのかなと。

 連続乗りできるような代物ではありませんが、暫くしたら再び乗りたくなってしまう感じですね。

 浜名湖パルパルが比較的行きにくい場所にあるため、なかなか簡単には乗れませんが、コースター好きなら絶対に乗るべき、そんな存在であります!!

◆落下的スリル:★★★★☆(良好)
◆コース的スリル:★★★★★(最高)
◆爽快感:★★★★☆(良好)
◆総合満足度:★★★★☆(大満足)