2014年10月 7日

コースター評価:メガコースター 四次元(浜名湖パルパル)その1

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 この夏に浜名湖パルパルの「メガコースター 四次元」に乗ることが出来ましたので感想・評価コメントをしておきたいと思います。

 その1として前半パートのコメントです!!

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写真-1:コース全景

 浜名湖パルパル敷地内の駐車場からほど近いエントランスゾーンの一角にコースが配置されています。

 メインエントランスであるセンターゲートから近く、入場後すぐに突入できるあたりはエースアトラクションの位置づけになっているのかなと。

 敷地形状が三角形な部分を外周するようなレイアウトになっており、決してスペース的に余裕がある状況ではありませんが、それがコース内のギミック・コンテンツ設計に繋がっているようで、非常に魅力的なコースターになっているなと感じた次第です。

 いつか乗りたいと思っていた「ここだけにしかないコースター」という事で、テンション上がりまくりです(笑)。

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写真-2:乗り場建物全景

 乗り場建物は2階建てになっており、コースターの乗り場ホームは2階に位置しています。

 1階部分は多少の待ち列ゾーンがあるものの、混んでいなければ一気に階段部分に並ぶ形になり、上がるとすぐホームという形になっています。

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写真-3:乗り場付近に掲示されているアピール看板

 コースターのウリとなるコンテンツ・ギミックが分かりやすくアピールされている看板が入口付近に掲示されています。

 最大加速度4Gという激しさアピールは、このコースターを明確に示していると言えましょうか。

 コース内の個々の面白さは、後ほどコメントしていきますね!!

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写真-4:乗り場全景

 2階の乗り場状況です。

 ホーム1面で乗降が同じのため、降車後乗車という流れになります。

 4人乗り6両編成で定員は24人です。

 ホームには手荷物置き場があり、ここに荷物を置く形になるのは、コースが回転・旋回系で車両に置ける状況ではないという事ですね。

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写真-5:車両状況

 車両ですが、前から降ろすハーネスに加えて、回転系コースターにありがちな上から降ろすハーネスがあるタイプです。

 上から降ろすハーネスはいわゆる一般的な後方から降ろすタイプではなく上から垂直に下に下げるタイプです。

 この理由として、車両が比較的長い時間真っ逆さまになるコースレイアウトのため、体の固定位置が人の体系の違いに極力フィットさせる意味合いがあるのかなぁと思うところ。

 この構造もあって頭後ろの座面が高く、前方視界はあまり良くないのが少々残念なところでしょうか。

 コースターは基本最後部が好きですが、このコースターは最前部に乗るのがベストかもしれないです!!

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写真-6:リフトアップ巻き上げ状況

 リフトアップ巻き上げ状況です。

 速度・高さは標準的でしょうか。

 上部に上がると浜名湖が確認でき、観光地的な景色が広がる感じはグーです♪♪

 ファーストドロップを横目に見ながらのリフトアップはテンションが上がりますね。

 レイアウト的に那須ハイランドのビッグバーンコースターが脳裏をかすめる感じで、コースター好きとしてはある意味トラウマな感じではあります(笑)。

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写真-7:ファーストドロップ状況

 トップ部分で180度左旋回してファーストドロップとなります。

 ドロップ角度は60度となかなかの勾配になっており、旋回線形とはいえ巻き上げ後加速する距離があることもあって、加速しながらのドロップはなかなかの迫力です。

 那須ハイランドほど荒っぽくないものの、後部車両だと引っ張って落っことされ感がある気持ちいいドロップになっているように感じました。

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写真-8:ブーメランターン状況

 ファーストドロップ後、やや上り勾配で進みブーメランターンに突入します。

 ファーストドロップの勢いそのままに突入するので、Gも凄いですし、スムーズな旋回ですが、なかなかの迫力かなと。

 爽快なターンというウリ文句ですが、激しさ前提のコースター的にはそうかもです!!

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写真-9:ツイストダイブに突入!!

 ブーメランターン後、直線かつ一定勾配で坂を上がっていく形になりますが、前方にはレールがうねっているタワーが見える感じで、これまたどんな形で進んでいくのか興奮するゾーンと言えます。

 個人的にこのコースター内で最大の面白さと感じているところです。

 まず時計まわりで180度旋回して、車両が真っ逆さまになりますが、この写真のアングルで分かるとおり、旋回後のレールの位置が旋回前より高い位置になっており、車両の高さも元々の位置とイーブンもしくはやや高い状況です。

 すなわちこのひねりではドロップ的要素は無く、いつのまにか体が逆さまになっている感じです。

 体感的にはひねられた後、ふわっと浮く感じというのでしょうか。

 ドロップするまでレールは上り勾配になっているため、こういう体感になるのだと思います。

 この一瞬だけ浮くところが、そのあとのツイストダイブ(トップ写真)の激しさに繋がっていき、何とも言えない乗り味になっていると考えます。

 実に面白い部分です。

 最高!!

 その(2)に続きます。