2014年12月 5日

2014年11月29日近鉄河内花園駅施設調査(1)

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 2014年11月29日に近鉄河内花園駅の施設状況調査をしましたので、2回に分けて報告します。

 その(1)としてホーム階施設の状況です!!

 以下、コメントです。

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写真-1:河内花園駅ホーム全景(起点方から望む)

 河内花園と若江岩田の2駅は仮線方式ではなく別線方式による高架化工事が進められています。

 別線方式のメリットとして既存の地上施設をそのままに新規に高架橋を基本的に2線分構築できる事であり工期短縮できることにありますが、こと駅部に関してはスペース的な制約から後で高架化する側の施設(今回でいうところの上り線側施設)が構築し辛いデメリットもあります。

 その事が、今回2駅を見て良く分かった感じでして、そのあたりをコメントしたいと思います(実に職業病的です:笑)。

 で、まず起点方からの全景ですが、上りホームの壁面側が仮設パネルになっていることから分かるとおり、ホーム全体の構築が完了していません。

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写真-2:上りホーム起点方階段状況

 ホーム端部付近は本当に必要最低幅といった感じで、しばらくホーム中央側に進むとやや広がるのですが、それでも壁面側は仮パネルのままです。

 階段についてはホーム端部側の高欄がガラス使用の本設仕様であることから、構築できる部分は本設で仕上げていくスタンスであることは読み取れました。

 逆に、今仮設の部分は仮設にならざるを得なかったんでしょう。

 壁面側のホーム端部ラインそのままが階段の端部側のラインになっており、ここが構築限界範囲なのかなぁというところです。

 なお、起点方は下りホームの配置と対になるとすると、エスカレーターが設置されます。

 壁面側の設置になっており、階段がもう少し広がった上でエスカレーター設置となりましょうが、エスカレーターの施工完了後に壁面パネルが広がって階段の仕上げという流れかもしれません。

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写真-3:上りホーム中央部エレベーター状況

 ホーム中央部にはエレベーターがありますが、下りホームのものとは仕様が異なっており、仮設タイプであることが分かります。

 位置的にはホーム端部の最低必要幅を確保できるギリギリの位置といった感じで、なかなかステキな設計だと思った次第。

 誘導タイルがやや長く進ませてホーム側に繋がっているのは、本設エレベーターの位置を踏まえているようですね。

 よくよく見るとホーム端部のタイルは本設です。

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写真-4:上りホーム終点方階段状況

 終点方の階段も起点方と同様の状況です。

 階段の途中で壁面側のパネルの位置が張り出すなど、さらにスペース的な制約がある模様ですね。

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写真-4:河内花園駅ホーム全景(終点方から望む)

 ホーム終点方の状況ですが、この部分のみホームが広くない箇所という事もあり、最終形の整備が出来ています。

 以上がホーム階の状況です。

 明日に続きます!!