2014年12月22日

2014年12月22日東武動物公園利用状況調査

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 東武動物公園で1時間ほど終点方の利用状況を確認しましたので、報告します!!

 上下同時調査はダイヤ上無理でしたので、下りを対象としました。

 以下データとコメントです。

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図:利用状況データ(下り方面発車時60分間)

 <全体の利用傾向>

 グラフは分かりやすくするため、通常よりも低い値を100%に取っています(グラフ満タンで座席が平均半分埋まる程度)。

 つまるところ、非常に空いている状況があり、運行形態上の設定ではあるのですが、東武動物公園まで急行6本、普通6本が基本設定されている状況は輸送力的には十分すぎるところです。

 久喜方面と南栗橋方面の利用比率は概ね6:4で、幾分久喜方面が多いものの、本数に差をつけるほどでも無いため、急行4本を久喜方面、急行2本と普通2本を南栗橋方面に向ける設定はバランス的にはベターな感じというのが率直な印象です。

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 <パターン上の利用傾向>

 久喜方面、南栗橋方面とも10、20分間隔の設定となるため、方面別の前列車間隔は倍半分異なる訳です。

 久喜方面については当然20分開くほうが利用は多いものの、それでも1.3~1.4倍程度に収まっており、絶対数が少ないこともあって特段問題は無さそうな感じ。

 南栗橋方面については20分ぶん分担する急行が利用率が普通の2.5倍程度高いものの、普通は久喜方面急行からの乗換え設定になっており、例えば春日部段階では急行の3分後発設定となると、やはり急行に集中するのは仕方ないのかなと思います。

 普通スジが前列車20分間隔となるような設定で東武動物公園で久喜急行と接続するパターンでも良さそうですが、折り返し制約とか運用上で現行の形になっているように思えるので、利用状況から見ればまぁ仕方ないかといったところです。

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 以上です!!