2015年2月14日TX日中時利用状況調査
2015年2月14日につくばエクスプレスの日中時利用状況調査を北千住と流山おおたかの森の2駅で実施しましたので、報告します!!
なお、この段階でダイヤ改正により日中時のダイヤに変更があるかどうか分からず実施していますので、変更した場合は追加で検討することとし、今日のところは現状確認に留めます。
以下、コメントです。
秋葉原駅で確認しても良かったのですが、やはり利用最大の区間が確認したいかなぁと思い、北千住の終点方で確認することにしました。
時間帯の都合上上りの利用が多い時間帯ではありますが、上下30分ずつの確認です!!
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下りの場合、秋葉原~北千住間が前列車各駅に停車するため、前列車間隔によって利用率が決まる部分がベースにあり、そこに優等(停車駅)か普通という観点による選択がある感じです。
快速は前列車間隔があるため編成全体が満遍なく利用されていますが、停車駅が少ないため後続の普通に流れている部分もあり、ある程度の利用率に留まるのに対して、区間快速は直前に普通がありそちらへのシフトもあり、編成の一部のみ集客する形ですが、停車駅の多さから、いざ集客すると快速以上になり、一部車両は快速以上の利用率になる感じです。
折り返し間合い等の関係もあり、そのあたりは色々ありそうですが、普通の利用率も前列車間隔さえあれば優等程度の利用になることもあり、優等のパターンに合わせず、独立して10分間隔に近づけるパターンのほうが良さそうな印象も受けました。
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上りについてはバランス良く利用されており、座席が埋まり立ち客少々という状況でした。
厳密に言えば八潮で緩急接続をすることもあり、区間快速の利用率が最も高い状況ではありますが、待避した後続の普通の利用率もそこそこの状況にあり、座れていて起点方の到着があまり時間が変わらないこともあり、普通乗り通しも多いという事なのでしょう。
つくば方に行くと利用率のバランスは変わってくるのでしょうが、北千住時点でこのバランスなのはなかなか良い感じとは思いました。
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続いて、流山おおたかの森駅の起点方で上下30分を確認しました。
南流山でも良かったのですが、緩急接続駅という事もあり、ここでどの程度の利用率か?ということでのチョイスです。
同じ時間帯に調査した訳ではないので、厳密な比較出来ないのですが、北千住段階の利用と比較すると、下りは78%、上りは66%程度となっており、つくば方に向かって利用は当然減っていきますが、このエリアで7割前後の利用があるのは、沿線の成長を感じる次第です。
乗換路線がある関係で南流山や流山おおたかの森から下り方面の利用もあるようですし、なかなかいい感じだなぁと思いますね!!
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全体的に利用が落ちている中、快速と区間快速は比較的利用率をキープしている形です。
普通も区間快速と八潮接続する列車以外はある程度利用があり、南流山から守谷といった利用も先発先着のため集客する感じのようです。
快速と緩急接続する普通は流山おおたかの森で快速に乗り換える流れも幾分あったので、守谷方では利用率が下がっていますが、到着段階ではそこそこの利用率で、普通は流山おおたかの森まで先着することで、機能しているんだなぁと思ったりです。
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上り方面は快速、区間快速が北千住段階とほぼ同様の利用率で、普通の利用率が低い状況です。
普通の利用状況で分かる通り、つくば発の利用率が高いということもなく、ダイヤパターンによる集客の影響で利用が決まってくるのかと。
ホームで観察してみると、ホーム上に乗車各が溜まるタイミングがあり、その時間を確認すると東武アーバンパークライン、特に大宮方面からの乗換客が到着するタイミングのようです。
サイクル中5本あるうち3本が連続して利用が多い形になっていますが、発車時刻を見ると、ちょうど前述のアーバンパークラインからの乗換客が溜まる形になっているのかなぁという感じです。
北千住におけるバランスを見ると、この状況もなるほどなぁと許容できる感じではありますが、今後利用が更に増えてくると、10分サイクル基調に普通をシフトさせていく必要が出てくるのかなぁと思ったり、優等に関しては8両化という観点も必要な印象を受けました。
以上です!!