2015年3月15日JR金沢駅施設調査(1)
2015年3月15日にJR金沢駅の新幹線施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、コンコース階施設状況です。
以下、コメントです。
改札外コンコースの状況ですが、新幹線が在来線等施設に並行して構築されたため、特段レイアウトの変更は無い感じですね。
自由通路部分を通路方向に眺めると、上部に在来線等のりばと新幹線のりばの案内が掲示されているのが分かります。
新幹線に「北陸」という記載が無いのは西日本区間の他駅と同様で、在来線についてはIRいしかわ鉄道との区別上JR線という表記になっていることが特徴的です。
新幹線のりば付近の状況です。
自動改札数は5列+有人改札となっており、富山より1列多い程度です。
終点的としては幾分コンパクトに感じるも、後述する在来線乗換改札口の存在、その規模を考えると、駅乗降だけではなく在来線特急乗換のウエイトも高いという事が施設設計的にあったのかなぁと思うところです。
新幹線ホームの構造ですが、在来線の構造と合わせて、中層階(中2階)を介してホームへアクセスする形になっているため、コンコースを進んでエスカレーター、エレベーターもしくは階段を進む形となります。
その中層階には在来線側に乗換改札口が配置されており、こちらも自動改札5列+有人改札となっています。
すぐ脇には連絡列車のLED案内板も双方配置されており、連絡利便性を確保しています。
中層階からホームへの昇降設備として頭端側に配置されているのがエスカレーターです。
各ホームに対して2基ずつ設置されています。
脇には待合室が設置されています。
中層階部分の中央に配置されているのがエレベーターです。
コンコース階と中層階とホーム階を結ぶ複層タイプになっています。
コンコース階のみドアが反対側になっており、コンコースから中層階、コンコースからホーム階への利用に際しては通り抜けて利用する形となります。
中層階から起点方東京方面側に配置されているのが階段です。
規模としてはエスカレーター2基分相当程度です。
その(2)に続きます!!