2015年5月 7日

2015年4月13日大阪市営地下鉄可動式ホーム柵調査

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 2015年4月13日に大阪市営地下鉄の可動式ホーム柵稼動状況を調査しましたので、報告します。

 調べてみると、リニア以外の路線だと千日前線が前線導入完了で、続いて御堂筋線の心斎橋と天王寺の2駅(27年2~3月設置)ということのようですね。

 その目的上混雑路線・箇所に導入という事でしょうが、まずは試験的に千日前線にという感じだったのでしょうか?

 以下、コメントです。

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写真-1:ホーム柵状況(拡大)

 可動式ホーム柵の状況です。

 18m車体で4つドアがあるという、ドアが占める長さが他路線より長いため、柵の可動部分が収納部分に大して大きいというのが特徴でしょう。

 ぱっと見てバランスが他の20m車体の路線と異なることが分かります。

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写真-2:ホーム柵状況(全景)

 ホーム柵の可動部は透明部分がある最近のタイプで、ドア幅に対して広く開く形で乗降に余裕ができるようになっています。

 そのため、収納部の幅とホーム柵の可動幅が変わらないことから、収納部の手前と奥にそれぞれ収納する形にする対応を取っています。

 よく見るとドアが一個おきに手前寄り、奥寄りになっているのが確認できますね!!

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写真-3:誘導関係状況

 可動式ホーム柵が設置されているためホーム上の誘導ブロックは内方線は無く、ホーム柵可動部分は2列の警告ブロックが設置される仕様どおりの配置です。

 前述のとおり可動式ホーム柵のウエイトが高いため、大半が2列部分という印象ですね。

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写真-4:千日前線のホーム柵状況

 先行して導入された千日前線のホーム柵も同様の仕様でした。

 透明パネルの面積が多少異なっているようですが、そのあたりはコスト面とか色々あるのかと。

 この実績を踏まえて、今回満を持して御堂筋線に導入されたのでしょうね!!

 簡単ですが、以上です。