2015年5月 8日

2015年4月13日JR学研都市線線路切換調査

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 2015年4月13日にJR学研都市線京橋~放出間における京橋方面の線路切換状況を調査したので、報告します。

 手っ取り早く動画に状況を収めたので、コメントしたいと思います!!

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動画:JR学研都市線京橋~放出間改良工事区間前面展望

 <木津方面アングル>

 今回の切換は京橋方面の放出~京橋間のため基本的に走行ルートは変化がありませんが、このアングルで気づく部分について何点か・・・

 1:00に合流する既存の貨物線の運行機能維持のため、1:13頃に上下線間の渡りがありますが、旧線部分を破線して新しい線に繋げています。

 鴫野を出ると1:40頃から2:00頃にかけて、学研都市線の木津方面線路がおおさか東線2線をオーバーラップする計画ですが、構築できる部分は土木構造物の構築が進められており、今後旧京橋方面の線路等撤去を受けて、オーバーラップ部を構築していく形なのかな?という印象です。

 次なる切換は木津方面の線路における放出方区間になるようで、2:20頃から3:00頃にかけてを新設されたルートに変更することになる模様です。

 木津方面の線路はおおさか東線オーバーラップの関係で線形変更が必要になっており、併せて河川交差部の桁の架け替え等既存線施設の変更も行うようで、それに先駆けた切換という事になりましょうか。

 なお、この切換に向けて既におおさか東線の放出の引上線を1線つぶして木津方面線の放出構内のルートを変更していました。

 <京橋方面アングル>

 4:20頃から新しいルートが左側に確認できます。

 この新設ルートを構築するのにスペース上工事に現行上下線スペースが必要な雰囲気を感じます。

 木津方面線を新設ルートに切り換えたあと、京橋方面線を木津方面線側に暫定でシフトさせるかどうか分かりませんが、そういった段階で学研都市線の京橋方面線を構築し、その後内側のおおさか東線を整備する感じかなぁと思うところです。

 4:40頃から最終構造物らしき高欄が左側に見えるようになり、今回の切換でルートが変更された範囲となります。

 この段階で右側を望むと4線分のスペースが確認され、狭隘なスペースですが4線化されるイメージは持てますね。

 新設ルートは従来と比べると幾分高い位置になっており、鴫野付近がレベルになるような感じで新設された鴫野駅に到着する形となります。

 5:00頃には右側に木津方面線のオーバーラップ部の構築スペースが確認され、橋脚施工部は土留壁が構築されているのが確認できます。

 施工条件等考えると、高架橋構築は京橋方面線切換後なんだなと思わせる状況です。

 鴫野を出てしばらくは新設線区間を進んでいきますが、寝屋川交差部のトラス桁が正規の位置ではないことが確認できます。

 おそらく既存線があることで正規の位置に設置できないための措置と思われ、今後スペースが確保された段階でトラスをスライドすることになりましょう。

 6:30頃が京橋の切換口となり、勾配確保上道床が嵩上げされているため既存線路は無くなっており、切換の形跡が分かりづらい状況です。

 暫く緩やかな下り勾配となり6:40頃から既存線位置になるといった感じでしょうか。

 以上です!!