2015年5月12日

2015年4月13日近鉄奈良線東花園駅工事調査

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 2015年4月13日に近鉄奈良線東花園駅の工事状況を調査しましたので、報告します!!

 以下、コメントです。

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写真-1:改札口付近全景

 上下線高架化に基づき、コンコース階も最終整備がされました。

 上り線側に券売機等が設置されています。

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写真-2:改札外コンコース全景

 現時点では下り線側(北側)からのみコンコースに入れる形となっており、上り線側(南側)はシャッターが閉じた状態です。

 改札外コンコースは柱1スパン分の幅となっており、けっこう広めの印象です。

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写真-3:南側出入口オープン案内

 南側は仮線があった関係で、撤去工事等工事エリアになっていましたが、工事進捗に伴い通路と階段を設置することで、直接コンコースに向かえるようになります。

 調査日時点で数日後にオープンという状況でした(タイミングが悪い・・・苦笑)。

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写真-4:南側出入口通路状況

 南側の道路はコンコース階より高い位置にあるため、階段を利用する形になります。

 階段は施設形状から見ると暫定ではなく最終形のようですね。

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写真-5:上り外側線側状況

 上下線とも高架化された状況ですが、仮線へのアプローチが存在したため、上り外側線との離隔が無く高欄等仕上げが構築できていませんでした。

 今回調査したところ、工事進捗に伴い仮線の撤去が完了したため、高欄等の整備が進められている事が確認できました。

 まだ施工中ですが、近々に完成するものと思います。

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写真-6:瓢箪山方状況

 瓢箪山方の引上線整備についても、前述の仮線へのアプローチがあった関係で最終形になっていない状況です。

 仮線は撤去されたものの、高欄等の整備から本設の電架柱を整備して仮電架柱撤去、軌道敷設という流れになりそうで、もう少し時間がかかるようですね。

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写真-7:旧仮線アプローチ部分状況

 東花園駅の高架化を難しくしていた車庫との入出関係で仮線アプローチが高架化後も残っていましたが、既に撤去されて繋ぎ口部分の高架化整備がなされています。

 見た限りアプローチの関係で出っ張った部分はそのまま高架橋として整備するようで、現場打ちの高欄整備が進められています。

 この部分の整備が前述の引上線整備に係るため先行して実施し、その後駅方の高欄整備にシフトしていくのかなと思います。

 以上です!!