2015年5月6日JR上野駅案内掲示調査(1)
2015年5月6日にJR上野駅の上野東京ライン開業に伴う案内掲示施設状況の調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として5~8番線の状況です!!
上野駅は宇都宮線、高崎線、常磐線方面のLED案内板が個々に設置されていましたが、上野東京ライン新設に伴い、上野東京ライン方面単独のLED案内板が新設されました。
表記は上野東京ラインで色は宇都宮・高崎線系統(というより東海道線か?)の橙色のみです。
常磐線系統もあるので青と緑色を使う事も出来たでしょうが、下り方面に配慮してあえて使用していないのかなと考える所です。
列車種別欄は特急や特別快速や普通等の表記のみで系統関係は特に記載がありません。
発車時刻、行き先、グリーン車有無、編成両数、発車番線といった情報が示されています。
上野東京ライン開業に伴い、下り方面専用ホームとなった5・6番線です。
5番線は宇都宮・高崎線のみの表記です。
6番線は下部1/3スペースに5番線と同様の表記があり、上部2/3に青色と緑色の常磐線系統の表記があります。
上部は常磐線、真ん中は常磐(快速)・成田線となっており、常磐線の行き先表記は柏、取手、土浦、水戸方面、常磐(快速)・成田線の行き先表記は松戸、柏、取手、成田方面です。
宇都宮・高崎線の6番線使用は早朝・夜間・ラッシュ時等に限られるようで、基本5番線が宇都宮・高崎線、6番線が常磐線(上野東京ライン直通系統)という使い分けで良さそうです。
そのため、停車駅案内図も6番線側は常磐線系統のみの表記になっていますね。
5番線の行き先案内板です。
行き先表記は赤羽、大宮、宇都宮、高崎方面となっています。
6番線の案内板ですが、3系統の3色が3/1ずつスペースを使っています。
路線系統表記が多いため、行き先の記載はありません。
上野東京ライン開業に伴い、宇都宮・高崎線の上り方面専用(一部下り列車使用有)ホームとなった7番線です。
8番線は一部上野東京ラインの上り列車が使用する他、上りの上野駅止まり列車(そのまま折り返しとならず回送になる模様)が使用する模様です。
また特急ひたち・ときわの品川発下り列車が使用する番線として、主表記は上部青色部分の常磐線(特急)です。
あえて6番線の一般列車と分けた運用にしたのは、特急待ちに専用の番線を設けたかったり、ダイヤ上の平面交差支障回避など様々な理由がありそうです。
従来の使用方を意識するとちょっと分かりづらい位置かなぁと思うも、これだけ明示すれば8番線=常磐特急の下り方面という理解で慣れてきましょうか。
7番線のホーム階案内板は上野東京ラインの表記のみあり、行き先として東京、品川、横浜、小田原、熱海方面の記載があります。
8番線のホーム階案内板は上部に常磐線(特急)表記、下部に上野東京ラインの7番線同内容が記載されています。
その(2)に続きます!!