阪急時刻表1993をゲットしました!!
先日、古本屋で阪急時刻表1993を発見し、ゲットすることが出来ました!!
なかなか興味深い内容でしたので、ちょっくらコメントしたいと思います。
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<神戸線>
神戸線の阪神間は10分サイクルに特急と普通が設定される黄金パターンです。
当時の特急の停車駅は梅田、十三、西宮北口、三宮以遠となっていて、阪神間は26分だった模様です。
西宮北口で普通と緩急接続し、六甲で普通を通過追い越ししていました。
六甲待避は特急のスジ優先で組んでいた感じで待避時間も長めだったためか、特急停車駅が2駅(夙川・岡本)追加で27分運転の現在は六甲待避が無くなっています。
ダイヤパターンとしては30分サイクルの特急と20分サイクルの普通が合わさった60分サイクルで、特急が新開地行4本、高速神戸行2本、普通は須磨浦公園行、三宮行各3本という構成です。
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<宝塚線>
宝塚線は急行と普通の10分サイクルパターンで、基本的に現行と同構成です。
違いは急行停車駅に蛍池が含まれて居ない事と、普通を庄内で通過追い越しすることでしょうか。
急行は宝塚行、普通は雲雀丘花屋敷行と池田行が交互になっており、全体では20分サイクルとなっています。
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<京都線>
京都線は平日と土休日でサイクルが異なるので、まずは平日ダイヤから。
平日ダイヤは20分サイクルに特急1本(全線運転)、急行2本(全線運転)、普通3本(全線運転2本、高槻市~千里線1本&千里線~梅田1本)のパターンになっています。
特急は大宮~十三間がノンストップで、急行がほぼ現行の特急(プラス西院停車)に沿った運転をしていました。
特急は急行を途中で追い越しており、速達列車は急行半数を足して毎時6本でした。
全線運転の急行と普通はなるべく等間隔になっていたものの、やはり特急が20分間隔という事で多少間隔の揺らぎが出ていますが、大阪方は区間運転の普通がうまくケアーをしている印象です。
土休日ダイヤは15分サイクルで特急1本、急行1本、普通2本(全線運転1本、梅田~千里線1本&千里線~高槻市1本)のパターンです。
サイクル上平日ダイヤより全体的に幾分少ないものの特急は多くなっていました。
急行は特急待避を受けず先発先着だったため、速達列車は毎時8本と平日ダイヤより多くなっていました。
パターンは分かりやすく、高槻市~河原町間の普通が毎時4本という部分が多少気になりますが、当時はバランス的に妥当な形ではあったんだろうなぁと感じた次第です。
簡単ですが、以上です!!