2015年7月17日南海線案内関係施設調査
2015年7月17日に南海線の案内関係施設の調査をしましたので、報告です!!
あまり頻繁に見れる施設ではないので新鮮でしたね。
以下、コメントです。
河内長野駅の改札口内の上部案内板を見て、何かしら違和感があると思ったら、パタパタではなくLED案内板なのですね。
南海の案内板は列車種別のカラーリングが下部に帯状に示されるのが特徴的ですが、フルカラータイプという事もあり、しっかりと継承されているのがステキです。
発車時刻が控えめな感じもしますが、まぁ良いでしょう!!
発車番線の2番線が赤文字で矢印付なのは、下りホームからの上り方面発車(逆線)のため分かりやすくしているようです。
上記逆線発車の旨は隣接して設置されているLCDモニタでも掲示していました。
なかなか丁寧ですね!!
河内長野駅で下りホーム2番線から発車するなんば方面列車は毎時数本設定があるようで、専用の案内掲示がされていました。
南海高野線の路線図を見たら、橋本~極楽橋間で運転されている天空が個別のラインで示されていました。
停車駅が他の種別と異なるためかと思いますが、特急の脇にちょこんと示されているのが面白い所です。
南海高野線と言えば、橋本以遠の山岳区間を走る17m級の2扉車の運用が特徴的ですが、扉数と位置が他列車と異なるため、時刻表にもその旨の凡例分けがなされています。
以前は橋本以遠の列車に投入されるのが基本だったようですが、最近は橋本での運転系統分断が進められており、急行の大型車率も高まっていますね。
その結果他種別の列車に2扉車が使用される事も増え、時刻表の凡例を見ると準急以外はそういう運用があるようです。
凡例の細かい表記違いがぱっと見分かりづらいですが、これで一応区別が出来ます。
以上の凡例に従って確認すれば、2扉車の運用が分かりますね。
12分サイクルのパターンですが、急行と区間急行を合わせてのパターンで特急の存在がやや周辺列車を崩すのでパターンぽくなく見える時刻表は以前の小田急線のようです。
続いて本線の関係です。
本線は特急ラピートとサザンが運行されており、ラピートについては空港急行の存在、サザンについては一般列車を併結している状況が、利用率を高められない背景としてありそうな雰囲気ですが、JRとの競合もあるため、特急偏向な施策も打てないのが実態かと思います。
そのような中で気軽に特急が利用出来るよう、特急券・指定券の販売機の上部に分かりやすく料金を示し「見える化」を図っています。
ある程度の利用距離があり、座りたいときに気軽に利用できる料金かというと一般座席はギリギリな感じかなぁと思うも、正直なところスーパーシートは完全に高い印象かなぁ。
空港輸送がある故に南海本線の案内として外国人向けの補足記載があるのが目につきました。
時刻表の補足ではあるものの、分かりやすく説明がなされていると思います。
飛行機のマークがある安心感は大きく、列車種別が「空港急行」というのもベストだったのかなと思ったりです。
以上です!!