2015年8月13日西武新宿線中井駅工事調査
2015年8月13日に西武新宿線中井駅の工事状況を調査しましたので、報告します!!
地下化工事の関連というよりは駅改良の部分になります。
以下、コメントです。
中井駅の改良工事の主たる目的は昇降設備の新設、地下南北自由通路整備、地下改札内通路整備であります。
現行設備の上下線間のこ線橋まわりには昇降設備を増設することが出来ないため、地下化の上場所を変えて昇降設備を設けることになります。
ちょっと珍しいのは、地下通路を改札内・外で兼用だという事でしょうね。
改札口も地下に移設され、多少の昇降は増えるもののアクセスとしては利便性が高まるものと思います。
現在の状況ですが、地下施設を構築するための施工が進められており、軌道部分は重機械の線路内施工を踏まえて木製覆工で覆われており、ホームも仮設構造に置き換えられています。
従来の改札口施設が新設の地下通路に支障する位置にあることから、まずは改札口の機能を支障しない位置に移設しました。
入り口は多少の段差があるためスロープと階段が設置されています。
4基の自動改札が1列に揃っていないあたり、レイアウトの苦慮が伺えるところです。
有人窓口が自動改札に併設されていたり、幅広タイプの通路が前後スロープの位置に設置されているなど配慮されている事が分かります。
下りホームの改札口付近の状況です。
地下横断通路が設けられる範囲は仮囲いで囲われており、中で施工が進められている模様です。
上りホーム側については既設ホーム範囲より外側の部分に地下施設を設ける形になっており、施工ヤードとしては山手通り下部部分を活用して行われるようです。
どうしても線路下部分の施工がクリティカルになる模様で、目視確認できる部分では動きはあまりないのかなといった感じです。
また機会があったら確認したいと思います!!