2015年8月13日JR川越線指扇駅施設調査(1)
2015年8月13日にJR川越線指扇駅の施設調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
指扇駅は平成24年から橋上駅舎化工事が進められてきました。
それまで下りホーム側の改札口しかなく、南側のみアクセスする形の構造でしたが、改良工事により自由通路が整備され、北側アクセスが可能になりました。
平成27年の5月に北口駅前広場が完成したとのことで、このタイミングで確認です。
その(1)としてホーム階の施設状況です!!
以下、コメントです。
橋上駅舎部はホーム中央部分に設けられました。
意図的というより駅周囲の状況から決まったような感じで、結果このようなレイアウトになったのでしょう。
大宮下車狙いの人が狙う待ち位置が2分する良い配置ですね。
昇降設備の配置は、起点方からエレベーター、階段およびエスカレーター(上り)という配置です。
階段が1箇所のみなのが、珍しいといえば珍しい感じですが、スペースの制約による感じでしょうか。
エスカレーターは2人用幅タイプが乗り場から離れた側に1基設置され、上り運用になっています。
階段はエレベーターに対して1.5倍程度の幅員がありますね。
エレベーターの状況です。
ホーム階とコンコース階のドア位置が90度ずれるタイプですが、レイアウトを踏まえてのことかと思います。
ホーム階は柵が設置され、踊り場的ゾーンが設けられています。
エスカレーター・階段とエレベーターの間のスペースに待合室が設けられています。
日中20分間隔なので、必要な設備ですね。
続いてコンコース階の改札内部分の状況です。
改札口を進むと上下ホームへの通路となり、左側が上りホーム、右側が下りホームとなります。
改札口の位置が幾分上りホーム寄りのため、下りホーム側にトイレが設けられています。
起点方壁面はガラス仕上げとなっておりシックな色合いの中開放的な印象です。
昇降設備のコンコース回の状況です。
エレベーターのドアは通路側を向いており、改札口に近い側からアクセスする形ですが、脇の通路幅が階段幅員、エスカレーターの存在から見ると広くなく、ドア位置をこうせざるを得ないという雰囲気も感じます。
全体的に多少独特な施設配置なのはスペース的条件から決まっているだろう事を再確認した次第です。
その(2)に続きます!!