2015年8月24日箱根湯本駅施設調査(2)
2015年8月24日に箱根登山鉄道箱根湯本駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します!!
その(2)として駅外の出口等施設状況です。
以下、コメントです!!
駅施設と周辺状況が確認できる案内図が掲示されています。
その(1)で説明させていただいた施設が2F部分に相当しており、そこから通路・昇降設備により各出口にアクセスできる形となっています。
順に確認していきましょう。
コンコース通路をそのまままっすぐに出ると正面口出口となります。
階段幅は広く、エスカレーターも併設されており文字通り「正面」といった感じですね。
駅舎施設に平行にデッキが延びており、各出口間を2Fレベルで繋いでいます。
屋根があり、またエレベーターも各箇所に設置されており、バリアフリールートになっています。
結構設備的にはごっついのですが、色合い等も含めて景観に配慮した形になっており、それほど圧迫感は無く、既設の商店街とも調和している感じを受けました。
この先に温泉街口(南)(北)の出口があります。
箱根湯本駅といえば、この特徴的な屋根構造ですよね。
駅改良に直接支障しない事もあり維持されたことは喜ばしいです。
違う時代の施設が一体となっていて違和感が無いのは素敵だなぁと思ったり・・・
東口はこの駅脇付近に位置する出口です。
一般車乗降場へのアクセスルートということで、使用頻度的には低い形なのか階段があるのみです。
バス、タクシーのロータリーへのアクセスルートとして整備それた出口は「箱根方面バス口」というズバリな名称がつけられています。
ここからバス利用という観光客が多いと思われ、分かりやすさを踏まえたのかなといった所。
階段、エレベーターのほかエスカレーターも設置され、主要な出口になっていますね。
外を徘徊して気づいたのですが、駅の強羅側に車両を留置する引上線があるのですね。
駅舎の下にちょこんと留置している車両がなかなか渋いです!!
こうしてみると大規模な駅改良工事だったんだなぁと思った次第です。
最終形を確認できて良かったです。