2015年10月2日JR勝川駅施設調査
2015年10月2日にJR勝川駅の施設調査をしましたので、報告します。
以前から構造が気になっていた駅でして、今回個人的な記録として残しておきたいかなと!!
以下コメントです。
勝川駅は2面4線構造の高架化がなされ、2009年にJR中央線の高架化が完成しています。
将来の計画として東海交通事業城北線の乗り入れを備えた構造となっていますが、実際には様々な理由から凍結された形となっています。
中央線が外側線、城北線が内側線を使用する状況から、現在は暫定的に外側線のみ施設が構築されています。
写真-1は駅終点方のアングルですが、内側線部分は高架橋スラブが剥き出しになっているのが印象的ですね。
内側線が未使用のため、柵が設置されています。
ホームの有効長は中央線基準で構築されていますが、上家については現実的な範囲の設置となっていますね。
ホームの中央付近から内側線は起点方の立体交差を踏まえて下り勾配のアプローチとなるため、ホームはJR中央線単独構造となっており、内側線側はコンクリートの壁面仕上げとなっています。
このコンクリート壁面仕上げはホーム中央部まで続いており、最終構造として内側線列車の停止位置は終点寄りであることが分かりますね。
起点方区間ですが、ホーム端部付近から先についてはJR中央線施設のみ構築されており、城北線の高架橋はまったく構築されていません。
JR中央線の高架橋がやや大きく構築されていますが、電架柱基礎のようなものが一定スパンで構築されていると、都合上一体で構築しておきたい範囲が構築されている感じでしょうか。
続いてホーム上の昇降設備の状況です。
最も起点方に配置されているのがエスカレーターです。
2人用幅タイプのものが2基設置されています。
エスカレーターと階段の間にエレベーターが設置されています。
通常の使用で通り抜けタイプでした。
起点方に位置する階段の状況です。
エスカレーター2基分相当の幅があります。
エレベーターを中心とした昇降設備配置に対して、標準的なレイアウトでコンコース階の改札口が設けられています。
広々とした感じで、自動改札台数も7通路+有人となっており、ある程度の規模ですね。
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城北線の今後が未知数ですが、果たして勝川駅に変化があるのでしょうか??
以上です!!