2015年12月25日

2015年12月12日仙台市営東西線施設調査(3)

151225.jpg

 2015年12月12日に仙台市営地下鉄東西線の施設調査をしましたので、複数回に分けて報告します。

 その(3)として青葉山駅の改札外施設状況です。

 以下、コメントです。

151225_01.jpg
写真-1:青葉山駅位置と周辺状況

 青葉山駅は副駅名の通り東北大学青葉山キャンパスの中に設置されました。

 近隣には宮城教育大学もありますが、基本的に学生利用を狙っている形となるでしょうか。

 周辺の地形は起伏があり、広瀬川を橋梁で通すことにしたのは、この青葉山を極力地下深くにしないためではありましたが、それでも地下約34mと深い駅である事には変わりません。

 このあたりが八木山動物公園までの勾配区間の面白さというか大変さな訳ですが・・・

151225_02.jpg
写真-2:南出口全景

 道路を挟んで対面にあたる位置に2つの出口が設けられました。

 南出口は東北大学の青葉山東キャンパスに併設する形であります。

 階段、エスカレーターおよびエレベーターが設置されています。

151225_03.jpg
写真-3:北出口全景

 続いて北出口です。

 北出口は東北大学の青葉山北キャンパスに併設されている形であり、南出口と使い分けがなされそう。

 施設は南出口と同様です。

 地下コンコース階まででもかなり降りる形になるため、いずれの出口からもアクセスはフル施設になっているようです。

151225_04.jpg
写真-4:昇降設備状況

 2つの地上出口からは2つのエスカレーターを乗り継ぐ形でコンコース階にアクセスしています。

 エスカレーターは1人用幅が上下各1基の配置で階段は必要最低限といったところ。

 主利用はエスカレーターと捉えている感じです。

151225_05.jpg
写真-5:自動券売機状況

 自動券売機は2台設置されています。

 定期券を購入できるタイプとできないタイプが1台ずつという構成です。

 これがベーシックなパターンであると他駅を見て理解しました。

151225_06.jpg
写真-6:改札口状況

 自動改札機は3列で有人窓口が併設されています。

 自動改札機の配置はすべて幅広タイプの通路が確保されており、バリアフリーな仕様であることが分かります。

 その(4)に続きます。