2016年3月6日仙台市営東西線施設調査(5)
2016年3月6日に仙台市営東西線の施設調査を行いましたので複数回に分けて報告します。
その(5)として、連坊駅の改札外施設状況です。
駅周辺は住宅地ですが、仙台第一高校敷地に併設されている位置関係です。
仙台駅と宮城野通駅の距離があまり無いのに対して、宮城野通からはそこそこ離れていることもあり、鉄道が利用したくなる距離感かと思います。
ルートの関係で仙台側にカーブ区間が連続していますが、直線区間に入ったところに駅があるという感じです。
連坊という駅名は寺院の多いこのエリアの連坊小路にちなんだ地名によるものとの記載が駅構内の掲示にありました。
なかなか格好いい感じですが、現実的には副名称の仙台一高前であることが大きいと考えます。
その事は施設的にも感じるところで、そのあたり後述します。
西出入口は仙台一高敷地の一角に位置しています。
道路の歩道部分で分かるとおり、既存の歩道は傷めずに新設敷地に各施設を設けた形になっており、エスカレーターと階段が利用できる形です。
車道を挟んで反対側の一角に東出入口が設けられました。
こちらはある程度敷地スペースが確保されており、駐輪場が併設されています。
昇降設備はエスカレーターと階段、更にエレベーターが利用できる形になっています。
階段とエスカレーターは標準的な配置となっています。
地下コンコース階へは2つ乗り継ぎUターンする形になっています。
地上の敷地スペースに制約がありますし、直下かつ高度差があると、どうしても直結という訳には行かないですね。
西出入口側は直結ですが、その制約が無く位置的にOKだったという部分がありますね。
改札階コンコースについては構内案内図が分かりやすいです。
西出入口側にはエレベーターが有りませんが、改札口の対面に配置がされており、トップ写真の通り仙台一高の敷地内に出ることが出来ます。
この工事にあたって、相当な協力体制があったのかなと感じるところです。
地下階スペースを改札外と改札内で2分するレイアウトになっているのは他駅と同様です。
改札外コンコースの状況です。
通路は両出口に対して双方長めですが、施設配置上仕方ないところでしょうか。
前述のEVが直近なのは良い感じかもしれません。
自動券売機等は他駅と同様の規模・配置です。
その(6)に続きます!!