2016年3月6日仙台市営東西線施設調査(7)
2016年3月6日に仙台市営東西線の施設調査を行いましたので複数回に分けて報告します。
その(7)として、薬師堂駅の改札外施設状況です。
周辺エリアは住宅街ですが、JR貨物線を挟んだ位置に駅名称となる薬師堂があります。
副名称となっている聖和学園もグラウンドが直近位置になっており、駅前ロータリー(仙台的に言うとバスプール)を設けるにあたり、グラウンドの一部を提供した形になっていることを過去の航空写真との比較で確認。
なるほど、これだけまとまったスペースが確保された訳です。
バスの結節点として拠点整備された駅ということもあり、駅前ロータリーはしっかりとした形になっています。
バスの路線図を見ると、多系統が乗り入れる形になっており、乗車部分の形状も配慮した造りになっているのが分かります。
バスロータリーに併設する出入口は北出入口となりますが、ご覧の通り屋根で繋がった構造になっています。
歩道部分も広々とした形でちよっとした広場のようです。
エレベーターは配置の関係でエスカレーター・階段と幾分離れた場所に独立しています。
このルートに対しても屋根のある通路を介してバスロータリーにアクセスできます。
併設して自転車駐輪場が設けられています。
北出入口に対して交差点の対面に位置する形で南出入口が設けられています。
エスカレーターと階段、エレベーターが設置されている基本パターンの構造と言えますね。
北出入口は直通エスカレーターまたは階段、南出入口は2つのエスカレーターまたは階段を介して改札階コンコースに到着する形です。
改札内コンコースと改札外コンコースがスペース的に2分するレイアウトであるのは他駅と同様ですが、定期券うりばがあるのが特徴的なところでしょうか。
南出入口側通路脇に定期券売り場があります。
改札内のエレベーターの一部が面しているなど、施設配置に工夫がなされています。
その(8)に続きます!!