2016年4月17日

2016年4月15日東武東上線川越市駅日中時利用状況調査

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 2016年4月15日に東武東上線川越市駅にて日中時利用状況調査をしたので報告します。

 3月26日のダイヤ改正で運行パターンが変わったため、メトロ直通急行の状況と森林公園まで走るようになった準急の状況に注目してみました!!

 以下コメントです。

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 <下り方面>

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図-1:下り方面発車時データ

 グラフを見て分かるとおり、急行が直通有無によらず利用率が高く、快速と準急が空いている状況です。

 川越と川越市の乗降あっての状況ですので、起点側の状況が多少リセットされた結果ではありますが、結果終点方に向けて前列車間隔が開いている急行Fライナーの利用率が高くなっている形と言えましょう。

 快速は下り方面においては池袋において急行の後続行に近い形で利用率が低くならざるを得ない状況でしたが、新ダイヤでは直前が準急+和光市での急行Fライナー接続というパターンになったため、多少なりとも快速にシフトする部分はあるかな?と想定していたのですが、そこまではならなかったですね。

 準急は川越までで空いている状況で、更に川越市で快速と緩急接続という形であることから、この利用状況も当然かなといった感じです。

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 <上り方面>

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図-2:上り方面到着時データ

 上り方面も下り方面と同様に急行の利用率が高い形ではありますが、ダイヤパターン上快速が機能し集客するのと、前列車間隔が開く列車が池袋行急行のため、最混雑は池袋行急行でメトロ直通急行Fライナーとは明確に差があります。

 しかし、これは池袋行とメトロ直通の差で生じているのではなく、急行Fライナーの直前に快速があり、しかも池袋行なので快速にシフトしているからという見方になりましょう。

 メトロ直通急行の利用も和光市準急接続が認識されているというよりは川越市、川越、朝霞台など行先に関係ない利用のウエイトが高そうかなと感じます。

 快速の利用状況は前列車間隔や停車駅を考えると妥当なところで、準急の利用率の低さもスジ上仕方ないかなぁという感じですね。

 池袋行の急行がスジ上最も集客する条件になっているため、多少の立ち客が出てしまっている点が気にならないでもないですが、川越市と川越の乗降でリセットされる部分もあるので、パターン上の制約を踏まえるとこれはこれで許容できるところなのかなと捉えるところです。

 以上です!!