北海道調査旅1日目
北海道新幹線の開業から3ヶ月。
やっとこさ仕事の合間をつくることに成功し、3.5日の時間が確保できたので北海道新幹線施設他調査の旅に出かけました。
例によって細かい報告は後日個別にさせて頂き、まずは流れを示したいと思います。
本日1日目は夜勤後の勤務開放からのスタートという事で、中途半端な時間を難易度が高い奥津軽いまべつ駅の調査に充てました。
本数が少ないのでどうしようか考えたのですが、結果津軽二股から在来線で青森に戻る形にした次第です。
以下、コメントです!!
日中時間帯下り方面で停車する列車は10時台、13時台、17時台と3~4時間間隔が開いてしまいます。
利用者が少ないため、木古内と併せて停車設定が少ないのは仕方ない所ではあります。
そのような利用実態に合わせてか、駅施設も新幹線設備なので当然仕様はしっかりしていますが、規模感が今まで見てきた施設の中ではミニマムだなぁと感じた次第です。
そのあたりは後日コメントさせていただきたいかなと。
下車する人も殆ど無く、閑散とした空気が流れていました。
まぁ、それがこの場所の雰囲気を高めていると捉えることも出来るかな!!
起点方に新幹線線路と在来線線路が合流する部分があるため、同駅付近は3線軌道構造になっていますが、駅施設自体は新幹線専用とするため、駅前後部分で狭軌線が外側に分岐する構造となっています。
写真の通り貨物列車は駅の外側を進む形になるのは、こうした理由からですが列車待避なり時間調整の場所にもなっている感じでしょうか。
駅の通路が線路を横断する形で設置されているので、観察が出来るのは楽しいところです♪♪
通路にこのような案内告知がありました。
開業当初は新幹線を見ようという流れがあったものと思いますが、3ヶ月も経てば駅構内も閑散としたものです・・・
駅舎があり外から新幹線を観れるアングルが殆ど無いため、入場券を買って駅で見てねという案内告知かと思います。
列車本数が少ないため、上下2列車が近い時間帯を示していたり、北海道の車両の時間を示したり、なかなか優しいつくりです!!
駅自体は従来の津軽今別駅と同位置に設置されました。
津軽今別駅と津軽線の津軽二股駅の位置関係は、多少離れているけれど同一駅としても良さそうなロケーションですので、おのずと奥津軽いまべつ駅もそうなります。
とは言え多少の距離がある訳で、どういう形で施設を整備して連携を取るのかというのが個人的な着目点でした。
奥津軽いまべつ駅自体はトップページのように津軽線を越えた部分に入口を構えており、高度差があるので入口側の昇降設備を利用した上で通路を使って新幹線改札口に進む形になる訳です。
こうした場合、待合室等の位置をどうするかがポイントになりますが、処理としては奥津軽いまべつ駅、津軽二股駅いずれに対しても同距離になる入口付近に各種施設を設ける形になっていました。
正確に言えば新幹線改札口付近にも待合室は設けられていますが、ロケーション上更に設けたという形ですね。
奥津軽いまべつ駅の駅舎に併設する形で駐車場が設けられていますが、その一角に待合ホールという名の施設が設置されています。
管理主体が異なる形のようですが、北海道新幹線の発車案内モニターが設置されているなど、利用観点では一体化された施設という感じです。
椅子が多く設けられ、地元観光案内的な要素が掲示物に見られます。
駐車場は両駅の中間に設けられ、屋内に48台分の駐車スペースがあるなど中々の規模です。
その施設端部一角に施設を横断する形で通路が設けられ、これが前述の待合ホールと津軽二股駅を結ぶルートとなります。
津軽二股駅だけ見れば一日数本のローカル駅ですが、道の駅として整備されているため車利用も含めて賑わいを見せている「道の駅アクスル」です。
北海道新幹線開業に合わせてかリニューアルをしたようで、なかなか素敵な場所になっていました。
一通りの施設確認が出来た後、津軽線到着までノンビリすることが出来てよかったです♪
津軽線の車内から北海道新幹線と在来線が合流する付近の高架橋を確認しました。
将来系を想定した造りには以前からなっていましたが、こうして使用開始すると見え方も変わってくるものですね。
こういう山奥に人工構造物たる高架橋がでーんとある景色が職業柄好きなので萌えました♪♪
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青森にて宿泊し、明日は北海道入りです♪♪