2016年6月10日木古内駅施設調査(1)
2016年6月10日に北海道新幹線木古内駅の施設調査をしましたので、3回に分けて報告します。
その(1)としてホーム階の状況です!!
2面3線の構造で、上り線方面に追い越し線がある形になっています。
奥津軽いまべつとは逆配置になっており、一定頻度追い越し箇所が必要も2駅連続までは不要・・・という計画なのかと思います。
青函トンネル通過前の部分に配線的余裕があるほうが良いという考えがあるのかなぁ?
ホームは平滑な上屋に前面覆われており、照明はホーム部分にあるのみなので、幾分暗い印象です。
側面窓の採光がそれなりに採れる形にはなっているんですけどね。
ホーム幅員はそれなりにありますが、可動式ホーム柵がちょうど中間位置に設置されているため、常時移動できる範囲はそれほど広くありません。
奥津軽いまべつ駅と同等程度かなと感じる程度です。
ホーム仕上げは舗装的な表面をしていますが、あまり舗装圧がある感じではないので下部はコンクリートかもです。
LED案内板は4列表示タイプで、この場面では2列車案内を2列ずつ使用している形です。
時刻、行先、列車種別、号数、列が変わって停車駅というベーシックなものです。
可動式ホーム柵は一般的な仕様です。
移動等円滑化経路として誘導するのは直近のドアまでなので、その他の場所は2列の警告ブロックが配置されるのみです。
機器以外の範囲は透明パネル仕上げになっています。
全体的に採光が少なめという事があるのかもしれません。
昇降設備に係るスペースは奥津軽いまべつ駅と同様にプラスアルファで外に膨らむ形のレイアウトです。
規模は木古内のほうが大きいですね。
入り口部分はドアで仕切られており区画が明確に仕切られています。
エスカレーター乗り場状況です。
踊り場スペース的には2基配置できそうですが、設置されているエスカレーターは1基のみです。
2人用幅タイプが2基設置されており、下りの運用になっています。
エレベーターについては踊り場を含めた範囲で仕切られています。
奥津軽いまべつ駅はここに椅子がありましたが、木古内は有りません。
別にあるからですね。
階段付近も踊り場とホームがドアで仕切られています。
階段はエスカレーター2人用幅2基分程度の幅になっています。
比較的下まで一直線に進み、地上階付近で折れ曲がる形状ですね。
この階段の正面部分が後述する待合室になります。
椅子が配置されている待合室です。
奥津軽いまべつ駅だとコンコース階にあった規模を上下ホームに2分したような、そんな規模です。
その(2)に続きます。