2016年8月6日相鉄天王町駅工事調査(1)
2016年8月6日に相鉄天王町駅の改良工事状況を調査しましたので、3回に分けて報告します。
その(1)として施設配置が変更となったホーム階の状況です!!
工事進捗に伴い、7月30日に下りホームの階段位置が移設されました。
高架切換に向けてホーム上の施設配置をすこしずつ移設してきたところですが、今回は切換口に最も近い階段の移設になります。
全体的に線路から離れた施設配置に変わっていますが、今後の線路切換で位置が変わるための対応という訳ですね。
現行の仮下り線に沿った仮設ホームが一定幅あり、その脇に数段の階段が設置されています。
なかなか珍しい施設配置ですが、新設するホーム施設は切換後の高架線に向かっていく線路に合わせて構築する必要があり、どうしても切換口付近は高さが異なるため、段差が生じてしまうという事になります。
数段の段差は連続的に横浜方面に向かって設置されていますが、新設された階段からはある程度距離を確保した位置に設けられており、安全上の配慮がなされています。
ホーム面上の注意明示や柱の養生など、やるべきことを総てやっている感じです。
新設された階段は高架化段階の新しいホーム位置を想定した造りにはなっていますが、全体的に仮設状態で、幅も狭くなっています。
まだ暫定形状のため、最終形の仕上げが出来ないという事になるのでしょうか。
横浜方にエスカレーターが設置されており、レイアウト上そちらが主利用となるため規模的には妥当な感じではあります。
このあたりまで来ると、既設仮ホームとの段差が無くなり平面になります。
スペースが広くなっており、横浜方の階段がなくなった事で、このエスカレーターが利用されることになりそうですが、キャパは十分にあります。
切換により横浜方にあった既設階段は仮フェンスで閉鎖されています。
今後の動きはよく分かりませんが切換に支障する位置ではないので、当面このままかもしれません。
その(2)に続きます!!