2016年9月22日

小田急線の古い時刻表をチェックする!!

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 先日、古本即売会で購入した小田急線の古い時刻表をチェックしましたので、感想です。

 古い時刻表といっても簡易な観光用のもので総てを網羅している訳ではありませんが、必要な情報は読み取れるかと。

 以下、コメントです。

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写真-1:1980年代はじめの日中時急行設定状況

 自身の幼少時の記憶も急行は毎時4本という記憶がありましたが、その通りでした。

 新宿口で見ると準急を足して概ね10分間隔という設定だと記憶していましたが、それはもう少し後のことで、この時期は運転間隔にバラつきがあった模様です。

 具体的には11~12時台だと02、16、32、46発で急行単体でほぼ等間隔になっています。

 13時台だと02、13、32、43発になっており、準急25、55を足して概ね等間隔にする形になっていると言えましょう。

 この形が後年の基本パターンになっている事になりますね。

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写真-2:1980年代はじめの日中時準急の設定状況

 準急が急行の補佐的存在としてある程度本数が全時間帯において設定されていた時代です。

 片瀬江ノ島という表現がある通り、早朝時間帯に江ノ島線方面に向かう列車が数本設定されていました。

 千代田線直通も多少ありましたが、まだこの時代は少なかった事が伺えます。

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写真-3:1980年代はじめの特急設定状況

 特急は古き良き愛称時代ですね。

 毎時00、30発が「はこね」で小田原までノンストップというのも時代でしょうか。

 「はこね」を補佐する「あしがら」「さがみ」「あさぎり」「えのしま」が毎時11、41発の枠に適宜挿入されているようです。

 急行10分間隔化に至る変化の中で00、10、30、40発に変わっていった模様ですが、この時代は必ずしもぴったりした発車時間には拘っていなかったと。

 それでも「はこね」の00、30発は守られていたというのが印象深いです!!

 簡単ですが、以上です♪