小田急線古い時刻表をチェック!!
東北の山奥で時間を持て余す事も考え(油断しすぎ?)、小田急線の複々線化時のダイヤを考えようかなぁと思っています。
大きく変わるときのヒントに、湘南急行と多摩急行が登場した時はどんなだったか再確認をしてみますかね。
時にして2002年ですから、14年も前になってしまうのですが、江ノ島線、多摩線という支線系に新たな優等を設定し、競合路線に対抗するという観点で、挑戦的な変化であったと思います。
そのあたりの空気感は各種資料にも表れていました・・・という事で、チェックです!!
以下、コメントです!!
まずは停車駅案内図ですが、多摩急行は千代田線直通という部分がウリのためか、小田急線部分を簡略に示し、千代田線の直通先区間の各駅や乗換路線をしっかり示す形をとっています。
一方湘南急行に関しては、江ノ島線内が急行よりも停車駅が少ない事をアピールしているように感じます。
いずれも特急ロマンスカーを示しており、短距離利用を獲得したい意向が受け取れますね。
多摩線に特化した表記のため、記載列車は多摩急行と新百合ヶ丘で特急サポートに接続する各駅停車のみ記載されています。
千代田線内の駅は代表的な駅のみの記載ですが、表参道、日比谷、大手町、新御茶ノ水、北千住、綾瀬という事で、ターゲットゾーンが伺える感じですね。
江ノ島線に特化した表記ではありますが、小田原線部分も含めて急行停車駅基準の時刻掲載です。
江ノ島線内は特急えのしま、湘南急行、急行のみの記載で、湘南急行は藤沢始発ですが、この列車に接続する片瀬江ノ島発の各駅停車記載はありません。
スペースの関係もありましょうが、湘南急行は対JR湘南新宿ラインの列車なので藤沢からの列車という意思も感じ取れます。
一方で急行が町田行になってしまうこともあり、相模大野で接続する小田原線系統の急行時刻も掲載されています。
そのあたりは対新宿という意味で急行もまた戦力である認識なのでしょうね。
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結局複々線化時のダイヤのヒントにはなりませんでしたが(苦笑)、おさらいという事で楽しめました♪♪