2016年11月26日西武新宿線沼袋駅工事調査
2016年11月26日に西武新宿線沼袋駅の地下化工事状況を調査しましたので、報告します!!
以下、コメントです。
沼袋駅は直下に地下函体を構築する工事ですが、そのため限られたスペースの中で地上の鉄道施設・ホームを維持しつつ下に向かって掘り下げる準備をしていかなければならない、そんな状況です。
よってスペースを捻出するため、ホームの仮設化を行いつつ出来る限り工事ヤードに転用しているのが実態です。
写真-1は6月からホームが狭くなった案内掲示です。
必要幅を確保しつつ、出来る限り工事用スペースを確保したい意図が読み取れます。
前述のホーム縮小部分付近です。
もともと縮小されていた部分に合わせた形でホームとしては連続性のある形になっています。
見た感じ必要な幅は確保されている印象で、工事完了までこの規模が維持されそうです。
工事用スペースを確保するため、工事期間中2面4線構造を2面3線構造にする計画です。
現在は上下別の通過追越線がありますが、これを上下共用とする形ですね。
沼袋の追越線は日中時は使用しませんし、ラッシュ時の運用も中井を活用する事で何とかなるという判断なのでしょう。
現時点では終点方に分岐が挿入されていることが確認できました!!
起点方はまだ配線的な動きは無い模様です。
改めてスペースを見ると、下り線側に余裕が無いため、2面3線化が下り線を1線シフトする形の計画なのも納得な感じです。
上りホームが縮小されて数ヶ月が経っている状況ですが、背面側にはある程度の工事スペースが確保された形になっていました。
今後はこのエリアを中心に工事が進められていくものと思われます。
また機会を見て確認しますね!!