2016年12月27日

年末のおでかけ2日目!!

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 年末のおでかけ2日目です。

 今日は一日個人活動という事で、九州新幹線の未乗区間の博多~新八代間に乗りつつ、各所で気になる工事・施設を確認することにしました。

 明日の事も考えて広島泊ということで、思いのほかタイトな行程になってしまいましたが、頑張ります♪♪

 以下、コメントです。

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写真-1:薬院駅で利用状況調査

 今日も地下鉄の一日乗車券を購入し、ささっと姪浜まで行き駅施設の確認をしたのち、再び天神まで戻りました。

 その後、西鉄に乗り換えて薬院にて朝ラッシュ時ピーク60分を含む時間帯の利用状況調査をしました。

 平日ダイヤとは言え、12月27日という日付ですから利用が普段と異なるのは承知のうえで、少ないからこそ列車ごとのバランスを確認することを目的とし、良い感じにデータが取れたかと考えています。

 以前の15分サイクルベースは、ピーク時に単独運転の優等があり、そのあたり続行運転をピーク時間帯に集中させるパターンはどうか?という観点での確認でしたが、詳細は後日報告させていただきます。

 印象的だったのは、相変わらず車両構造(2扉、3扉、4扉、ロング、クロス)の違いをうまくパターンに充てている事ですかね。

 このあたりは長年培ったテクニックという感じでした。

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写真-2:紫駅の施設状況をチェック!!

 続いて2010年に開業した紫駅の施設を確認しました。

 工事中の状況は確認していましたので、完成状態の確認になります。

 対向式ホームで出口が上下で別となっているシンプルな構造でした。

 出口が端部という昔ながらのレイアウトという感じでしたね!!

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写真-3:連立工事状況を確認!!

 続いて西鉄福岡(天神)に戻りつつ、連立工事状況を確認しました。

 薬院から紫に向かう段階で全体の雰囲気が分かったので、下大利、春日原で途中下車しつつの確認となりました。

 ご覧の通り大半の区間は直上高架方式のため、線路脇に高架橋柱が経っている状況で、京急蒲田駅付近のそれとは違う雰囲気にメロメロです。

 詳しくは後日報告します!!

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写真-4:大橋から水都にのってみたり!!

 高架化工事の調査を終え、急行で西鉄福岡を目指していたところ、大橋の緩急接続相手が水都だったので、乗り換えてしまいました。

 外装だけでなく内装も凝った造りで、元特急車のエースたる風格も相まって格好良かったです!!

 良い車両ですよね♪♪

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写真-5:新鳥栖駅にて施設チェック!!

 博多からいよいよ未乗の九州新幹線に乗り込みます。

 時間があれば各駅で下車して施設確認したかったところですが、時間も無かったので輸送上のポイントになる新鳥栖、久留米、熊本で下車することに決定です!!

 博多~新鳥栖間は都市部を走る形になるので、どんな雰囲気なのかなぁ?と思っていましたが、一応博多南線として乗車経験のある区間を過ぎるとトンネル区間に突入し、トンネルを出たなぁと思ったら新鳥栖でした(笑)。

 新鳥栖と言えば、久留米に近いロケーションのところ長崎ルートの分岐駅として整備された意味合いもあり、当然その準備はしてある筈・・・という事で構内を見てみると、確かに分岐線の準備が施設的にされていますね。

 分岐が挿入できる形になっていますが、副本線側から分岐する形式になりそうです。

 最終的には長崎ルート用&待避という感じで機能する駅になるのでしょうかね?

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写真-6:熊本市電の田崎橋電停を確認!!

 九州新幹線の久留米、熊本駅の施設を確認したあとは、2010年に移設された熊本市電の熊本電停~田崎橋電停の間を確認しました。

 距離にして500m程度ということで、まずは市電で移動したのち徒歩で熊本に戻る形をとりました。

 以前は車道の中央部を走っていましたが、分離される形となりました(サイドリザベーション化)。

 専用軌道の形ですが、道床むき出しだったり、コンクリート版で覆われている形ではなく、表層部分が緑化された形になっていて、とっても素敵でした!!

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写真-7:熊本駅の在来線高架化工事状況を確認!!

 続いて熊本駅の在来線高架化工事状況を確認しました。

 状況としては、上り線方面ホーム(つまり半分)が高架化された状況ですが、折返し等の関係もあり明確に用途区分は出来ない感じです。

 ホーム上家の構造が写真で分かるとおり、木材を用いた形になっており、構造部材として鋼材も用いられていますが、限りなく目に見える部分は木材を前面に出す形が格好いいです。

 地震のこともあり工事が大変そうですが、完成時に再度訪れたいと思います。

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 再び九州新幹線に乗り込み、新八代を目指します。

 熊本付近の区間は地震の関係で徐行をする区間になっており、今しか体験できないかなぁという事でチェックしてみました。

 思いのほか徐行区間が長く、走行速度もかなり抑えていたためか、どこに徐行要素が?という感じでしたが、復旧にご尽力されたかたがたの成果なのかなと。

 いち早い本格復旧が待たれるところでしょうが、万全の体制で進めていって欲しいと感じた次第です。

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写真-8:新八代駅構内を確認!!

 新八代駅に到着し、これで九州新幹線の完乗となります。

 あとは折返し・・・という事で間合時間で駅施設をチェックすることにしました。

 前回訪れた際はリレーつばめからつばめに乗り換えた訳ですが、その構造は既に大半が無くなっているものの、そこそこ形跡が残っていてニンマリ。

 起点方の分岐線の先に軌間可変装置があるようですが、時間の都合で確認は断念しました・・・

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写真-9:折尾駅付近の高架化工事状況を確認!!

 数日後に高架切換を控える鹿児島本線の折尾駅付近高架化工事状況を確認すべく、小倉で下車して折尾を目指しました。

 切換口も、準備万端といった状況ですね。

 複線分一気に切換するのが関東に居ると新鮮です!!

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写真-10:折尾駅高架ホーム全景

 まだ切換前のため、新施設の状況を確認することは出来ませんが、下車して外観を確認することにしました。

 今回高架化されるホームは鹿児島線施設ではなく、最終的には福北ゆたか線に直通する連絡線施設を暫定使用する形のようですね。

 そのため、ホーム有効長が異なることから、福北ゆたか線部分の本設+暫定使用のための仮設構造が外観からも分かる形であるのが興味深いです!!

 また機会があったら確認したいなぁ~♪♪

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写真-11:北九州モノレールに乗車です!!

 小倉に戻ったところで日没となりましたが、せっかくの機会ということで北九州モノレールに乗車です。

 企救丘を単純往復しつつ車内の利用状況を確認!!

 夕ラッシュ時でしたが、比較的中間区間から先の各駅での下車が多かった印象です。

 望ましい利用形態といった感じでしょうかね?

 切符がQRコード読み取り式という構造だったのが印象的でして、乗車する際にディズニーランドのように読み取らせるのは良いとして、降車する際に同様に読み取った後に改修するとゲートがオープンする仕組みがなかなか無くて感動でした。

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 小倉から山陽新幹線で広島に出て、広電で本日の宿の本通まで移動。

 チェックインしてそのまま休もうかとも思ったのですが、明日寝坊したら怖いなぁと思い、夜でも出来そうな調査という事でアストラムラインの新白島駅を確認することにしました。

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写真-12:アストラムライン新白島駅全景

 あまり事前知識無く訪れたのですが、格好いいという噂は聞いていたのでデザイン的な面の印象だったのですが、実際に確認すると確かにデザインが良いものの、構造的な面の制約をうまく処理したなぁという技術的な面に目が行くのは土木屋だからですかね(苦笑)。

 JR線との交点という事で駅整備がされた訳ですが、JRの施設を避けつつアプローチで地下から地上に出るという決して良い施設条件ではないところに、ここまで見事に構築するのはすごいなぁと。

 詳細は別途コメントしたいと思いますが、JRの駅施設も含めて良いものを見たなぁ~という満足感で満たされました!!

 明日も頑張ります♪♪