2017年1月15日

2017年1月14日小田急線登戸駅工事調査

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 2017年1月14日に小田急線登戸駅の工事状況調査をしましたので、報告します!!

 年末に確認した際に、年明けすぐに仮ホームを縮小するなどの動きをキャッチしたため、その状況確認です。

 以下、コメントです。

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写真-1:下りホーム終点方使用停止範囲撤去状況

 下り1番線整備のキモとなる終点方の工事状況ですが、既存ホームの撤去が進捗しています。

 ホームを小割りにして撤去するため、カッターで分割しているのが確認できます。

 今後日々ホームは撤去されていくものと思います。

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写真-2:下りホーム1番線状況

 仮拡幅していたホーム部分はグリーンフェンスで再びホーム端部で仕切られ、すでに綺麗さっぱり無くなっていました。

 今後は1番線の整備にシフトしていくものと思います。

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写真-3:下りホームの整列乗車変更案内掲示

 そもそも下りホームの仮拡幅は停止位置変更によりホーム中央部の階段付近が混雑することが懸念されたための対応だったと考えています。

 その仮拡幅がホーム構造の条件変更なしに撤去するあたり、どうなのかなぁと考えていましたが、利用者の慣れに期待するだけではなく運用面の変更で対応するということを現地の掲示で知りました。

 写真-3の通りですが、整列乗車を4列にして列を長くしないようにし、かつ乗降をスムーズにすることでホーム上の滞留を解消するということのようです。

 なるほど!!

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写真-4:ホーム上の案内明示状況

 上記運用面の変更に対して施設的な対応ですが、ホーム面の乗車位置目標の明示が更新されています。

 ドア部分は降車する旨の明示があり、その両サイドに2列で並ぶ形が分かるようになっています。

 このドア前を避ける両側整列はほかの混雑駅でもちらほら導入されていますよね。

 すこしずつ導入事例が増えているという事は効果があるということなのでしょう。

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写真-5:起点方工事状況

 1番線整備に係る動きとして、起点方の軌道を撤去している動きが確認されました。

 仮ホームを設置する際にも一部撤去していましたが、今回の撤去は更に起点方側も行われています。

 前回の撤去が仮ホーム目的とするならば、今回の撤去は1番線の整備に係るものと思われ、その撤去範囲が分岐付近に及んでいることから1番線は幾分線形を変えて整備する形になると予想がされます。

 ホーム幅を確保するという観点で捉えれば、可能な限り外側に振りたいところでしょうが、どうなりますでしょうか?

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写真-6:起点方新改札口整備範囲状況

 起点方に新しく改札口が設けられることになった場所の状況ですが、自転車駐輪場もしくは駐車場という形でした。

 まだ工事が開始されていないので、整備範囲の雰囲気確認ということで認識です!!

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写真-7:駐輪場・駐車場撤去工事の案内掲示

 ちょうど調査したこの日をもって駐車場と駐輪場が使用停止する形となる旨の掲示がありました。

 工事範囲は赤く囲われた範囲で、高架橋の下り線側スペースにて工事が開始されるようです。

 動きが出てくるのはもう少し先でしょうが、また機会を見て確認したいと思います!!